台風マルセは更に勢力を強めてカガヤン、アパリの東
240キロに近づいています。
.jpg)
（現地時刻7日0時の雲の様子です）
中心部の最大風速は45メートルとなっていて
台風の目がはっきりと見えるようになりました。
バタネスやルソン北東部には警報No.3が発令
されています。
米国大統領選挙の開票は1日で決着を見、
トランプ氏が第47代大統領になり今後国際
情勢にも大きな影響を与える事と思われます。
台風となった熱帯低気圧マルセはカタンドゥアネス、ビラクの
東740キロの地点にあって時速30キロのスピードで北西に
進んでいます。
（現地時刻4日午後10時の雲の様子です）
本日午前中には中心付近の最大風速は30メートルに
なると予測され、台風が二つ続き大きな被害をもたらせた
後だけに特にルソン島の北東部では警戒を強めています。
PAGASAによればフィリピン、イースタンビサヤの東
1,315キロに熱帯低気圧が発生していてフィリピン
海域に入った場合マルセと名付けられるという事です。
.jpg)
（現地時刻3日、午後11時の雲の様子です）
熱帯低気圧は北西に進んでいて今日にも台風と
なり今週木、金曜日にはルソン島北東部に近付く
と観られています。
台風クリスティンは広範な地域で前例のない洪水や
地滑りによる被害をもたらし、死者数150名、洪水に
よる避難者の数は7百万人に上り、その後続いた台風
レオンにより約80万人が避難し救助に追われました。
（台風クリスティンによる洪水、アルバイ ABS-CBN）
愛する人を台風で失った遺族に連帯を示し亡くなった人の
ご冥福を祈るという事です。
保健所では公衆衛生の観点から埋葬してから3年以内に
動かしたり掘り返したりしてはいけないとされていますが、
マリキナの墓地では埋葬後3年を待たずに掘り返されて
いたと見らる墓もあり、背後に6人の容疑者がこの犯罪に
係わっていたとされます。そのうち何人かはマリキナ市の者
ではないと市長が説明しています。
（写真はABS-CBNのビデオより）
墓地の管理者は解雇の上、管理者としての罪や犯罪の
訴追を受ける事になります。
今日諸聖人の日は亡くなった家族のお墓詣りをする人が
多いと思いますがマリキナの墓地の傍らに不法に埋められた
遺骸が積み上げられています。
（写真はGMAニュース）
賃貸期限が切れると1ケ月後に納骨堂に移動されるという
事ですがお母さんの遺骸が無くなっていて他の人の遺骸が
埋められていた家族があり、賃貸料は5年間で2万ペソ、
掘り起こしは保健所の許可制ですが不法にお墓の使用権を
売ってしまうシンジケートがあるのではないかと見られて
います。
.jpg)