また一時帰国ですが、今回もマニラ発成田行きのセブパシ早朝便を
使いました。
今回は丁度、諸聖人の日の出発だったので、ダウバスターミナルから
マニラに行くバスは混雑しているという事を念頭には入れてあったのですが、
かなり早めにアパートを出るつもりだったのに、出発前に始めたややこしい
仕事に手間取り、気がつくと時刻が深夜12時になってしまっていました。
急いで、準備してあった一時帰国時のバッグを持ってダウバスターミナルに
向かいました。
ダウのバスターミナルには結構な数のバスが並んでいたので
この分ではそれ程苦労しないでクバオまでは行けるものと
思っていました。
バスは使用している車輌が中国製ではあるものの、比較的新しい
ものを使っているソリッドノース、ダグパンバス、反対側の駐車場に
停車しているヴィクトリーライナーが多く停車していましたが、
名の知れぬ見るからに古い年式のバスも停車していて、
中には後ろのエンジンルームを開けて、エンジンの点検を
している古いバスまで様々でした。
空席待ちをしていると、ソリッドノースのバスは続々と停車場に
やってきて、その度に車掌に空席はあるかと問合せしたものの
手を横に振り、空席が無い事をジェスチャーで示しました。
ソリッドノースはパンガシナンから乗客を満載してマニラに
向かい、ダウでトイレ休憩をするので、ここで降りる人が居ない
限り空席はありません。
その場所で待つこと約1時間近く、次々とやってくるバスに
空席を探す人も新たに着いたバスの入口まで行くものの
諦めてまた次のバスの到着を待つという状態でした。
一人の高齢の白人さんが小さめな旅行用ハードケースを
持ってバスを待っていましたが、顔には疲労と諦めの表情が
出ていて、近くのベンチに佇んでいました。
ソリッドノースのエアコンバスの並びに一台乗れそうな雰囲気の
バスが停まったので中に入ってみると、座席がベンチ型の
ノンエアコンバスだったので、一旦は中に入ったもののまた
外に出てきてしまいました。
マッカーサーハイウェイからダウのバス停まで行く時にクバオ行き
のバスを捕まえて、手を上げたのですが、運転手が手を横に振り、
空席が無い事を伝えてきたので、何時もの状況とは違うという
事は分かっていました。
到着台数がかなり多いソリッドノースの付近でずっと空席待ちを
しましたが、おそらく十数台のバスを見送ったと思います。
時刻を見るともう午前1時に近くなっていて、このままでは早朝の
セブパシフィックの出発時刻に間に合わなくなるのではという心配が
一瞬頭を過ぎりました。
その間、バス停の近くにはバンが停車していて、時々「マニラ、マニラ」
と呼び込みをしていました。
最悪は料金が一寸高いバンに乗らなくてはいけないのかと
思いながら、3~4台のクバオ行きが並んでいるバスの内、
話が分かりそうな車掌がいるバスで、その車掌に通路に
座っていいかどうか訊いてみました。
通常は駄目なのですが、この混雑する期間は立ち席も
あるので、試しに訊いてみたのです。
すると、暫らく考えてから「・・・あとで」と言ったので、これで
何とかなると思い、その場でバスの出発時刻になるまで
待ちました。
トイレ休憩から戻る人が居るので、最初から通路に座ると
通行の邪魔になるので、出発直前に座れる訳です。
時刻は午前1時をかなりまわっていました。
マニラに戻る時に荷物を入れる空のダッフルバッグを床に
置き、後ろの方の通路に座り、これで何とかマニラ空港には
間に合う時刻に着けると思い安心しました。
バスは出発し、NLEXのハイウェイに入ると順調に走り始め
ました。
暫らく足を抱えるようにして座っていると、何時もであれば
パスポートや財布等を体から離さない様に腰に着けて
いるウエストバッグを着けていない事に気がつきました。
その時、 顔から血の気が引きました。
マニラに経つ時にはあまり荷物がないので、荷物が
少ない事は念頭にあるのですが、ウエストバッグは一度
身に着けてしまうと、殆ど手で触ることもないので、意識の
内から抜けてしまうのですが、今回はその大事なバッグを
腰に巻かずにアパートを出てしまったのです。
急いでアパートを出たので、ダブルチェックする時間が
無かったのです。
そこで、冷静に考えて、マニラに行く途中で下車してアパートに
戻るか、クバオまで行き空港のカウンターまで行って
事情を説明して少しでも何とかなる方法を見つけるかという
事等を考えたのですが、パスポートが無ければ空港施設に
入る事さえできません。
暫らくすると、考えが纏まり、折角車掌と話をして乗せて貰った
ので、その好意を無にする事無く、クバオまで行き、取り敢えず
ダウに帰るという方法しかないと悟りました。
トンボ帰りのソリッドノースのバスにはあまりお客さんが
乗っていませんでしたが、次々とバスは発車しました。
空のバスでもマニラに戻るお客さんを乗せるために走らせて
いるという事は自然に分かりました。
ダウに帰るバスの中で、このバスにはお客さんを使って
乗務員の質の向上を図っているのだなという事がよく
見てとれました。
自宅アパートには朝5時頃着き、往復約4時間の深夜バスの
旅に疲れて寝ることになりました。
この日の夜、また再出発です。

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