2018年3月10日土曜日

意外と知られていないフィリピンの早期教育システム


フィリピンの教育システムは改正されてもう何年にも

なりますが、意外と知られていないのが小学1年に

入学する前の幼稚園が義務化されている事です。


世界的には小学校への入学年齢は6~7才とされていますが、

フィリピンではK-12教育プログラムが適用されてからは

6才でなければならないとされています。


それも保育園に行かせていたとしても幼稚園1年、2年の

教育を受けていないと小学1年へ入学できないという

システムになっています。


小学校入学時にはアルファベット、数字等の読み書きが

できていなければなりません。

算数は家庭で教育するという事だそうです。


ですから、小学校へ入学する年齢の6才になったからそろそろ

学校に行かせなければという親の考えでは教育に後れを

とってしまうという事になります。


5才で幼稚園1、2を終了させなければならないという事は

3-4才で幼稚園に行かせなければ間に合わないという事に

なる訳です。


家庭教育がしっかりできていれば、幼稚園2からスタート

できるかもしれませんが通常は幼稚園1レベルから学校教育が

スタートするという事になる訳です。


3-4才ではまだオムツがとれていない幼児もいるので

オムツの予備を幼稚園の個人ロッカーに入れておいて

先生が対応するという方法をとる私立幼稚園もあります。


先生も大変だとは思います。


公立の幼稚園は授業料が無料なので、まだ小さい子供が

ゾロゾロと幼稚園に通う姿が街でよく見かけられます。



スクールバスもかなりの数が街を走り、学校への送迎を

しているのには愕きます。



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