Nikkei Asiaで更新された各国の新型コロナ回復度インデックス
ランキングでフィリピンが121位の最下位となった事にフィリピン
政府は反発しています。
（8月末の報告一部掲載）
回復度インデックスは人口当たり感染者数、感染テスト数、ワクチン
接種率、行動移動自由度等を指数化したものですが、日本は
前回8月末の72位から9月末には14位と躍進しています。
（9月末報告一部掲載）
ミス・ワールド2021フィリピン準優勝のリアナ・パンギンディアンさん、
審査員のコロナパンデミックは現代のフィリピーナである事に変化を
与えましたかという質問に困難に会ってもそれを機会として捉え
立ち向かってそれによって学習しできるだけ最良の結果を得る事が
大事な事だと思いますと答えています。
フィリピンの新規感染者数は昨日9,055人と8月10日以来の
低水準の1万人を切りましたが、検査場8か所からの報告が
無かったため実数は不透明としています。
首都圏のICU及び重傷者用病床使用率は72%でまだ高水準と
なっていて新規感染者数が2,500人/日以下になると病床の
使用率が下がってくると見られ、あと1～2週間はかかると見られ
います。
ミスワールド2021で3位入賞したガニエル・クリシュナンさんは
自ら辞退したためアンヘレス市代表のジャネル・ルイスさんが
繰り上げ受賞となりました。
ガニエルさんはジャーナリストとしてのキャリアを優先したいと
いう事で協会が彼女の決断を尊重したものです。
彼女は今後このコンテストへの出場は無いという事で今後は
放送を通じて人々と関わりあっていきたいとコメントしたという
事です。
パンデミックでミス・ワールド2021フィリピンの選考が延期となって
いましたが、感染が少し収まりマニラ首都圏の実行再生産数が
0.83まで下がってきています。
昨日ミス・ワールド2021のトップ15名が選出されたと発表になり
ベストインナショナルコスチュームにイロイロ市代表のアン・
パルマレスさんが選ばれました。
ベストインガウンにはダニカ・ディラさんが、
ベストインスウィムスーツにはセブ市代表のトレーシー・ペレスさんが
受賞しています。
先日、ドゥテルテ大統領は来年の選挙で副大統領に立候補すると
表明していましたが、多くの人の圧倒的な拒否感情を考慮して
選挙には出馬せず政界から引退すると発表しました。
長期政権が続き、副大統領として継続して政権を担う事は
憲法違反だとする意見もあり、直近の世論調査で現マニラ市長
イスコ・モレノ氏30%、サラ・ドゥテルテ氏29%と前回の調査で圧倒的に
人気が高かったサラ氏がイスコ氏に負けている事も考慮したのでは
ないかと考えられます。
ゴー氏が副大統領候補として立候補する事を望んでいるという事です。
ミス・ユニバース2021の決定後引退を決意したレーレンさん（ラグナ代表）
今回のミス・ユニバース2021フィリピン選考会でラグナ代表で出場した
レーレンさんは2019年に行われたBbピリピナスグローブで3位となって
いましたが、今回のミス・ユニバース大会でコンテスト参加に終止符を
打つ決断をしたものです。
コンテストへの参加は私を変えました、さようならとコメントされたと
いう事です。
彼女のファンやサポートをしてくれた人たちへの感謝の意を表して
優勝の栄冠は得られなかったけれど、私の為に常にサポートをして
くれた目の前に居る人達が私にとって本当の栄冠である事に気が
つきました。努力をする事に敗北というものはありませんと付け加え
たという事です。
最終選考で上位10人に選ばれていました。
ミス・ユニバース2021フィリピン代表に選出されたビートリスさんは
足掛け7年ガールフレンドと一緒に生活していましたが、その彼女も
フィリピン代表に選ばれた事に喜びを分かち合っていたという事です。
ご本人がマイノリティーのLGBTQであることを隠さず代表に選ばれた
事は多様性を許容する社会に移行しつつある世界で歴史的な事で
ある事に違いありません。
彼女の若い頃の将来の夢は「宣教師」だったという事です。
道は異なるものの彼女の夢と同じ方向を歩んでいるという認識
のようです。
世界大会は12月に予定されています。
昨日、ボホールでミス・ユニバース2021フィリピンを決定するイベントが
行われました。
優勝者はセブ市選出のビートリスさん、
彼女への審査員による最終の質問は：
もしあなたがミス・ユニバースに選ばれてその任にある期間に
貴方に何か気落ちするような事があった場合どのようにして
他の人を元気づける事ができますか?
彼女の答えは
パンデミックの中にあって全ての人が困難の中にあったと
思いますがそれを乗り越えてきています。もし、何か困難な
事が私に起こったとしてもそれに立ち向かいまた他の人も乗り越え
られると励ますことができると思います。
彼女は8月に同性愛者(LGBTQ)であって、関係のあるケートさんと
既に足掛け7年を共に過ごしている事を公言していました。
トップ10が選ばれた後、審査員があなたは美しいだけではなく
自らLGBTQである事を公開した事は勇敢だと思います。
フィリピンはあなたのコミュニティー(LGBTQ)からミス・ユニバース
を国際大会に送り出す準備があると思いますかとの問いに
フィリピンは正直申し上げて人々の平等、特にLGBTQIA+の
社会的な平等を勝ち取る事に本当に長い間戦ってきました。
フィリピンはこの事に対して非常に協力的で今は私の
ようなLGBTQを国際大会に送る準備ができていると確信
していますという答えをしています。
準優勝はパンガシナン代表、モーリーンさん、3位入賞は
セブプロビンス代表、ステフィさんとなりました。
その他、ミス・フィリピンツーリズムにタギッグ代表、カトリーナさん、
ミス・フィリピンチャリティーにカビテ代表、ビクトリアさんとなっています。
LGBTQといえばオリンピックTOKTO2020のボクシングで入江聖奈選手
と準決勝を戦ったネスティーさんもLGBTQです。
