日本の中国への入国に必要なビザの発給が昨日停止された
というニュースは今後の中国に対する将来のビジネスに大きな
波紋を及ぼすものと考えられます。
中国国内の新型コロナ感染の情報が正確に海外に発信されて
いない事に対して各国が中国からの入国に際し、追加的な感染
予防措置(陰性証明、PCR検査)をとった事に対する相互主義に
基づいた中国側の措置という事だと思いますが、韓国ではこれに
対し、科学的な根拠に基づくものであると発表をしています。
相互主義に基づくものであるとすれば、各国が中国からの入国に
際し追加的な感染予防措置の適用を止めればビザの発給を再開
するという意図があるものと思います。
ただ、中国国内の信用できる感染実態が第3者に開示されていない
段階で各国がこの臨時措置を直ぐに解除するという事は国内の
安全を犠牲にする事を意味し、通常あり得ない事だと考えられます。
例外としてタイでは中国からの入国に対し1日で入国基準を緩和したと
報道されていますが、これもかなりリスクのある決断だったと考えられます。
このような中国の措置は貿易や現地生産をしている外国企業にとっては
かなりのカントリーリスクとなって今後の中国ビジネスに重しとなる事は
避けられないものと考えられます。
この一時的な措置の解除は今後の感染力の強いオミクロン亜種がどの
程度早く収束できるかどうかにもかかっている訳ですが、各国で感染が
急速に広がっている未曽有の感染力を持つと観られているXBB.1.5種等が
どのようにコントロールできるかにもよると思われます。
当面中国リスクは高まったと考えられるのだと思います。
足元の日本でも急速に感染者の入院逼迫が起き始めている事を考えると
2023年もまた新たな課題が突き付けられたように感じます。
(現地時刻昨夜午後11時の雲の様子です)
ビサヤ、ミンダナオ、ビコールの悪天候続く、
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