2018年4月3日火曜日

バーの娘から聞いたブラカンでの小規模養豚の採算性


フィリピンの田舎では家庭単位の小規模な養豚をしている

家があるようですが、バーの娘の実家で行っている小規模

養豚の採算性を聞く事ができました。



隣近所に悪臭で迷惑がかからないように少し山の中で

育てるようですが、最小の規模で例えば4匹の子豚で

始めるケースを聞きました。


子豚はブラカンで一匹2,500ペソで取引されているようです。


餌代が一週間で1,500ペソかかるので一ヶ月で6,000ペソ


だいたい4ヶ月で成豚になり、売ると一頭9,000ペソ程度で

売れるということらしいです。


成豚になるまでの費用は:

子豚4匹 10,000ペソ

エサ代  24,000ペソ(4ヶ月) 合計34,000ペソ

売ったとすれば4頭で36,000ペソ


人件費は大家族の誰かが面倒を見るとしても 収支トントン

という計算になる訳です。


日本人からするとそれでは何故そんなビジネスをするのかと

疑いたくもなります。


成豚になり妊娠して出産すると一挙に12匹程度の子豚が

生れるそうで、全て売ると30,000ペソ。


これなら利益が出る訳ですが、豚は2年に一回しか子豚を

産まないそうで、この辺が事業として成り立つかどうかの

分かれ道という事のようです。


因みに黒豚は日本では高級品という印象を持ちますが、



フィリピンでは黒豚は売っても安いのだそうです。

所変われば価値も変わるという事なのかもしれません。


読者の皆様で見てみたいというご希望があれば、見られなくも

ないと思います。

(下記会員制アンヘレス生活ウェブ相談所からご相談下さい)
http://angelesbargirls.bbs.fc2.com/

但し、アンヘレスからですと少し遠く、旅費は実費です。



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