2019年4月4日木曜日
IKEAに見る何でも自分でする文化とフィリピンの文化
IKEAに買い物に行って気がついたのは、店内には店員らしく
見える人は居ず、居ても商品のショールームでスタイリストの
ように商品が魅力的に見えるように展示に専念している
従業員ばかりでした。
商品の説明は商品タグに書かれていて、その説明を頼りに
商品を選び、そのタグに書かれた出口近くにある商品倉庫
から商品を台車に載せて支払いレジを通るようになっています。
支払いもカード支払いであれば、セルフで支払いするように
なっていて、あまり人は介在せずお客がすべて自分で商品を
選別し、自分の意志で商品を購入するという形になっています。
一方、フィリピンでは商品をよく見て商品の特性を理解しようと
商品の前で他の商品と比較していたりすると、店員がやってきて
あまり商品知識もないのに、自分の都合のいい商品を薦めたり
します。
この商品を買おうと既に決め、商品在庫があるかどうか確認
する為に店員を呼んだりすると、既に決めているにもかかわらず
他の商品を薦め始めたりする事があります。
既に購入を決めた商品の欠点を指摘して、強引に他の商品を
買わせるように誘導したりします。
スウェーデンにあるIKEAで働く人は商品特性を多国言語で
商品タグに書いて説明する事でお客さんに正確に商品を理解
してもらう事に特化しているものと思われます。
スウェーデンでは考え方が非常に合理的で、買った商品の
重量が重い場合でも、車までスムーズに運べるようによく考えて
システムを作っていると思います。
全て自分ですることが日常のスウェーデンと一寸した事でも
他の人に頼んでやってもらうフィリピンの文化、特に
外国人の場合は他の人に頼まないと、お金持ちなのに
何故自分でやろうとするのだろうかという軋轢が生じる事が
多いと感じます。他の人に富を分け与えないケチと思われます。
どちらがいいのかは分かりませんが、この二つの国は大きな
文化の隔たりがあると実感します。
IKEAのレストランで食べた食事、北欧名物のスモークサーモンと
ミートボール、ドロッとしたボトル入り果物のシェークです。
1,400円程度でした。
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