フィリピンペソの円に対する為替は今年に入り100円に対し44-45ペソ
で推移していましたが3月-4月には一気に40-41ペソ迄下落しました。
今月14日にペソが40を切ってからは米国のインフレが収まらないことで
米国の金利が年内は上がり続けるという見方から円安が続き、年内
40ペソを再び回復する見通しが立たなくなってきました。
円は8月中旬からずっと円安傾向が続き、昨日は150円/ドルの手前で
変動していますが、いつ150円を突破するか市場が注目しています。
フィリピンペソも米国の利上げに呼応して政策金利を変更しているので
円安がそのままペソ/円のレートに比例する訳ではありませんが、12月
にはクリスマス時期の海外就労者からのフィリピンへの送金が増え、
ペソが相対的に強くなる事を考えると年内に円でフィリピンへ送金
するタイミングはもうあまり多くはないと考えられます。
昨日、年内に支払わなければならない生活費等を自分の口座に送金を
しておきました。
150円を突破する前が最後のタイミングと考えました。
日銀が大規模な為替介入をした場合には一時的に40ペソを回復する
かもしれませんが、それを待っていても必要な支払いはしていかなければ
ならないので最低限の資金は送金しておいた方がいいと判断しました。
フィリピンの家族の中に海外就労している人がいる家庭は米ドルが
強いという事はペソが多く入ってくるのであまり動じてはいないようです。
次の熱帯低気圧オベットがフィリピン北部に近づいてきています。
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