2017年3月16日木曜日
ホチキス好きなフィリピンで起こった愕きの出来事
SMクラークのイベント広場の片隅に大きな壁画のような
綺麗な絵が飾られていました。
十数年前にフィリピンに住み始めた頃から、フィリピンの
ホチキス好きは直ぐに気がつきました。
(ステープラーと言うのでしょうが、馴染みのあるホチキスと呼びます)
役所に行っても、一連の書類を纏めてホチキスで留めて
くれたり、請求書の支払いに行くと必ず領収書を請求書に
ホチキスで留めてから渡してくれたりします。
一連の書類に追加の書類が出てくると、纏めた書類に
更に追加の書類をホチキス止めをして渡してくれるのですが、
はたして、こんなにバチバチとホチキスで留める必要が
あるのだろうかとずっと疑問に思っていました。
領収書を請求書に留めてくれるのは支払い済みの請求書なのか、
未払いの請求書なのか判別するのには確かに便利な面は
あります。
昨年、電気料金の支払いで払ったと記憶していた請求書に
領収書が添付されていなかったので、やはり支払っていなかったと
いうことが確認できた事もありました。
領収書だけを使うため、ホチキスの針を外す時には指の爪で
外したり、留めた裏側の針の先を少し戻してスライドさせて針を
抜いたりと手間がかかります。
針外しの道具も日本にはありますが、サッシェに入ったケチャップも
歯で噛み切って使うお国柄ですから、そのような道具を使う人も
記憶にありません。
日常の生活でこれ程ホチキスを多用する国もないのではないかと
思うくらい、おそらく世界で一番のホチキス使用大国なのだと
認識しています。
ただ、この書類から外した針はゴミ箱に捨てられる訳でもなく
外した場所の地面に落とされるケースが殆どだと思います。
道路にも相当数の外した針の破片が残っていると思われ
自転車を使っていた時にはその針がタイヤのゴムに多数
刺さり、その内の一本が分厚いタイヤのゴムを突き抜けた
のが原因でパンクしてしまった事がありました。
この使用済みのホチキスの針は生活面で害が及ぶのでは
ないかと機会がある毎に危惧していましたが、ついに
昨日とんでもない事が起こりました。
焼きそばを食べている時に、口の中で細長い硬いものを
感じ、焼きそばの一部に火が通らずに硬いまま混ざって
しまったのかなと思ったのですが、念のため舌でその部分を
探り当てて、皿の角に取り出してみました。
すると、何と 小さなワイヤー状のものが出てきました。
目を凝らしてみて見ると、これがその使用済みのホチキスの
針であろう事が分かりました。
気がついてみると、確かに口の中に金属の独特の味が
残っていました。
これは、おそらく焼きそばの麺を入れたビニール袋か何かを
留めるために使われたホチキスの針が偶然に麺と一緒に
混入してしまったものに違いないと思いました。
このような事が発生すると、日本では大変な騒ぎになりますが、
フィリピンではこのような事は日常起こる事なので、おそらく
特に動揺するような事はないのではないかと考え、一応
今後の安全のため麺をすべて食べ終わってからカウンターに
持ち帰り、状況だけは説明しておきました。
これを口の中で、硬くなった麺の一部と勝手に判断して、
飲み込んでしまったとすれば、ゾッ としますが、フィリピンの
何でもホチキスで留めるという生活習慣を改善しないと
同じような事が起こる可能性は十分あるのではないかと
思っています。
この後、1~2時間は口の中の金属味が消えませんでした。
プールパーティーで行われたコズミックカーニバルより、
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