2017年5月11日木曜日
あまり当てにならないバスの時刻表とわがままな中年女性二人
マニラの自宅を出るのが少し遅くなってしまい、マニラに行く時点では
帰りはバリンタワクまでLRTで行き、バスに乗り換えてダウに帰る
つもりだったのですが、バリバゴに持ち帰る荷物が少し出来てしまい、
足は自然といつも使っているパサイのヴィクトリーライナーのバス停に
向かっていました。
LRTに乗っても時刻的にラッシュアワーで立ち席で荷物を持って
バリンタワクまで約30分程我慢するのと、時間はかかっても座席に
座ってダウまで行けるバスとどっちがいいか無意識のうちに判断して
いたのかもしれません。
パサイのバス停にはダウ経由リンガエン行きのバスが停車していて
直ぐにでも出発しそうな雰囲気だったので、入口に立っている女性ガードに
乗れるかどうか訊いてみると、満席だと言われました。
一台待っても約30分に一度は出発すると記憶にあったので、
諦めて発券所で切符を買おうとしたところ、次の出発は1時間後だと
告げられました。
確か30分毎に出発する筈だったのに、何故1時間後なのだろうと時刻表を
確認してみると、確かにリンガエン行きの後、午後5半の出発便が書いて
あります。
時刻表の変更があり、改訂されていないのか、たまたまこの時の便に
車輌故障等がありキャンセルとなったのかは判りません。
またLRT迄戻るのも暑いのでその気になれないので、そのまま椅子に
座って待つことにしました。
出発15分前に車輌が停車場に移動してきて、座席番号5番を探したのですが、
その番号には中年の女性と6~7才と思われる女の娘が並んで座っていたので
とりあえずその後ろの空いている座席に腰掛けました。
すると、私のとりあえず座った座席番号を持っている人がそこは私の席だと
言ってきたので、私の席に女性が座っているのでとりあえずここに座ったと
説明しておきました。
おそらく満席の車輌なので、このままでは収拾がつかないと思い、その
中年の女性に座席番号は何番を持っているか訊いてみると、
その女性から「切符は持っていない」という言葉が発せられました。
エッ、乗車する時にガードに乗車券を見せて乗車しているのに何故
乗車券を持っていない乗客が乗車できるのかと不思議に思っていると、
その女性は「私は子供と一緒なので一緒に座らなければいけない・・・」と
説明を始めましたが、私に説明されても、私が取りあえず座った席に
座る人がいる以上、そうですかと言う訳には行かず、車掌に言ってくれと
言って議論するのを避けました。
その内に、車内を整理する担当の女性が車内に入ってきてその中年女性に
切符を買うように言い、発券所に行っている間その席が空いたので、私は
その指定席に座ったのですが・・・、
切符を買って戻ってきた女性は、子供が居るのでその席を譲れと
言ってきました。
その時には他に座ることができる席は一席しかなく、運転手の直ぐ
後ろの通路側で、その場所に座ろうとしたのですが、窓側に座っている
別な中年の女性は大きなダンボール箱を足元に置いていて、その箱の
サイズが長く、私の席の半分くらいまで私の座席の方にはみ出て
いたので、取りあえず足の位置を通路側に向けて腰を下ろしました。
その女性は携帯のテキストを送り続けていて、話す事もできず、
片側の足を胡坐をかいて横柄な態度に見えたので話をしたとしても
理屈を並べ立てられるに決まっていると思いそのままの状態で、
バスは時刻通り出発しました。
大きな荷物はバスのボディー横の貨物室に入れてくれるのに、何も
わざわざ隣の人の座席にはみ出すように置いているのは、余程
肌身離さず近くに置いておきたいと思っているのかとも思いました。
その女性のあまり直近には座りたくないと思ったので、座席の右半分に
腰を下ろし、そのダンボールを膝で女性側に少し押すような形で
バスは予測どおりノロノロ運転でショーブールバードまで約2時間程
我慢する事になりました。
私の席の番号を持っている中年の女性を見ると子供とゆったりと並んで
座っていて、居眠りをしています。
暫らくすると、私の隣りに座っている女性はテキスト通信を終わり、
居眠りを始めました。
その居眠りが、上半身をヤジロベーのように揺らし、私が席を右半分しか
使っていないにも拘わらず、私の方に倒れ掛かるような動きをします。
この女性に倒れ掛かれても嬉しくありません。
窓側に倒れ掛かるならまだしも、かなり離れて座っている私の方に
倒れ掛かってくるのにはウンザリして、少し遠慮していた座り方を
変え、膝で思い切り目の前のダンボール箱を女性側に押し付ける
方法にしました。
暫らくそうしていると、女性はかなり窮屈になったのか、その大きな
ダンボールをずらして私の前の足元に少し余裕ができました。
なんだ、やろうと思えば荷物をずらせるんじゃないかと思いました。
次に、女性は体をすっぽり包むくらい大きなスカーフを頭から被り、
また居眠りをして私の方に大きく倒れ掛かるような居眠りを始めたので、
そんなに倒れ掛かりたいのであれば、私の席に横に倒れられるようにと
私のシートの前3分の1程度に腰を移し、運転席の後ろのバーに寄りかかって
様子をみて見ました。
隣りに座った女性の居眠りの動きに付き合うつもりはありませんでした。
暫らくヤジロベーの動きをしていた女性は、寝ていた筈なのに突然
携帯電話を取り出して小さな声で何か連絡をしていました。
その後、その女性はヤジロベーのような居眠りを止めたのは
不思議でした。
バスは既にNLEXを走っていて、サンフェルナンドの大観覧車が
見えたのはパサイを出てから約3時間が経っていました。
ダウに着いて一目散にトライク乗り場に向かいました。
状況からして居眠りをする環境では無かったので、アパートに
戻るなり熟睡しました・・・笑
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