2018年6月26日火曜日
大家からの家賃値上げの通告 洗濯というものをやった事のない大家とのややこしい話
先日、借りているアパートの家賃半年分を大家に支払いました。
先付け小切手なので1年分でもいいのですが、どのような隣人が
入居してくるのか、どんな問題が発生するのか不明なところが
あるので、念のため半年づつの支払いにしています。
従来通りの金額で渡したのですが、その夜大家からメールが入り
半年分の家賃はこの金額でいいけれど、入居後4年が経ち一度も
値上げしていないので、次回からは1,000ペソの値上げを
させてくれという事でした。
契約書を交わした時に、契約書にはひな形通りの更新時10%値上げ
という条項があったので、口頭でこの条項は外してくれるように
依頼し、合意していました。
とはいっても、市の不動産固定資産税の徴収が厳しくなってきて
いる事や幾分インフレの兆候もでてきているので、いつ値上げの
依頼があっても不思議ではない状況でした。
実は家賃値上げは何時言ってくるのか待っていたのです。
入居時の家賃が近隣の相場よりも1,000ペソ程度安く、直ぐに
入居を決めたのですが、ベランダの90センチ程度の高さの洗い場には
排水用パイプがあるのですがベランダ側からの低い位置の排水口が
見当たらず、その為電気洗濯機の導入は諦めていました。
アパートの建物は大家族が住めるような部屋が沢山ある
邸宅を別々に仕切ってアパートにした物件のようなので
バルコニーに排水口がないのもしょうがないのかな程度に
思っていました。
この為、相場よりも少し安めなのかなと思い納得していました。
フィリピンの気候は暑いので着るものも薄手の衣類が多く、
汚れと言っても汗を落とす程度の洗濯が主になるので、小さな
プラスチックのたらいで十分で、いざ大量の洗濯ものをしなくては
ならない場合でも近くに安く洗濯してくれるランドリーが沢山
あるので、それ程気にはしていませんでした。
入居当時は断水も多く、洗濯機を買ったとしても肝心の水が
出ない事もあり、それ程必要性も感じていませんでした。
ただ、シーツ、カーテン、ジーンズ等の洗濯は少し体力を
使うので、洗濯機が使えれば楽になるのにとは思っていました。
最近は上水道の水圧も生活に支障が無いほどになり、停電の
時以外は断水が無くなってきていました。
大家から家賃値上げの連絡があった時には、即座にオーケーと
言い、この時とばかりに念願のバルコニーの洗濯機用排水口の
設置をお願いしました。
設置してくれれば今回支払い済みの家賃に月々1,000ペソを
上乗せしてもいいという条件を付けました。
すると、大家からは排水口は既に設置してあるという返事。
再度バルコニーを見に行き、見落としていないかどうかチェック
したのですが、洗濯機の排水を受ける排水口は見つかりません。
そこで、設置済みの排水口が見つからないので誰か派遣して
見せて欲しいと連絡しました。
大家は女性ですが、離れた隣町に住み、大きな屋敷に家政婦、
使用人を使っていて、洗濯などは使用人がやるので恐らく
幼少の頃からやった事がないのだと思います。
メイドと使用人がやって来て、やはり簡単には排水口は見つからず、
大家に電話して探した排水口は直径15mmに満たない小さなパイプで
それも工事をした時のコンクリートの破片で詰まっていました。
使用人はその小さなパイプを掃除して帰りましたが、洗濯機を買い
排水を流してみると、洗い場の下に排水すると水のレベルがどんどんと
上がって行き、その後ベランダの方に溢れて流れ出てベランダが
水びたしとなりました。
小半時間待つと水はどこかに引いてゆくのですが、これがフィリピン流
だとしたら仕方がない事ですが、洗濯をして履いているサンダルが
濡れてしまう事態は大家は何とも思っていないようです。
階下のテナントに水漏れの影響がないのだろうかと心配にも
なりますが、大家の了解を貰った後なので、私の問題ではありません。
メイドの報告を受けた後で、大家はやっと配管工の手配を考え始めた
ようですが、裕福な家庭に育った大家との話は簡単な事ではありますが
何ともややこしい話となりました。
過日行われましたウェットTシャツコンテスト撮影会より、
左、クリスタルパラスのジェリーンさん、
右、クラブ・アトランティスのマリーローズさん、
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