2022年12月30日金曜日

マルコス大統領は新型コロナに対する緊急事態宣言延長に否定的

 

フィリピンの新型コロナに対する政府の対応はドゥテルテ大統領の

時に施行した緊急事態宣言が9月12日に2022年末まで延長されて

いました。


2023年についても医療従事者への特別な配慮等の観点から

コロナ担当官から延長を求める書簡が提出されていましたが

大統領は医療従事者への特別補助等を除けば対応可能として

延長に否定的だと報じられました。


フィリピンでは1日平均で新規感染者数が1,000人以下、死者数25名

と他の国と比較して少ない現状があります。


ワクチン接種については接種対象の94.45%、7370万人が2度の

接種を完了していて、2110万人が3回目の接種、370万人が4回目

接種を完了しています。



(写真はABS-CBN)

一方で、オミクロン対応の二価ワクチンについては2023年第一四半期

に優先接種対象の数百万人に接種するべく製薬会社ファイザーとモデルナ社

と交渉を始めています。両者の二価ワクチンについては共に緊急使用が

既に承認されています。


オミクロン株は従来の株よりも人の肺への症状が低減され、鼻等への

症状、熱や倦怠感、嗅覚への影響等が多いとされています。


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