フィリピンは2020年3月から室内でのマスク着用を義務化
していましたが、11月2日から対面授業完全再開に伴い
公立学校の授業でのマスク着用義務を無くしました（例外を除く）
（写真はGMAニュースより）
私立学校では対面授業週5日又は対面・リモートのミックス、
あるいは今学期が終了するまでリモート授業のオプションが
許されています。
教育省では先月屋外でのマスク着用は任意としていました。
但し、病院や公共交通機関ではマスク着用が求められています。
台風23号（クウィーニー）は勢力を落とし熱帯低気圧となりました。
台風22号（パエン）は西フィリピン海に抜けて更に勢力を保ち
大型であるためまだルソン島西部に影響を残しています（シグナルNo.1)
農業被害額は月曜日訂正され13億3千万ペソと試算されました。
死者数は100名を突破しています。
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（昨日現地時刻午後10時の雲の様子です）
一方、ミンダナオ島の東815キロに新たに台風23号が発生していて
西北西方面に移動しています。
中心気圧1004hPa、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25
メートルで今後勢力を強めるかどうか今後観測をしてゆく事になりそうです。
台風パエンは各地に洪水、土砂崩れ等大きな被害を残しました。
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（今朝現地時刻午前4時の雲の様子です）
死者数は80名、行方不明者は少なくても31名（日曜日夕方まで）
となっています。
死者数40名を記録したBARMM地域（バンサモロムスリム自治区）
では激甚災害が発出されています。
バタンガスとケソンを繋ぐバンティラン橋が壊れたため人流や物流が
不可能となる等カガヤンヴァレーを中心に150ヶ所の道路が寸断、
60ヶ所の橋梁が通行不能となっています。
大型台風の為広範囲に被害が広がり34万所帯、百万人以上が
影響を受けたとされます。
農業被害は4954万ペソに上るとも積もられています。
アンヘレスでは街路樹が強風で倒れたと聞きました。
今年のハロウィーンは韓国・梨泰院での154名の死者と共に
大変な年となりました。
ハロウィーン台風パエン（22号）は東サマールに上陸後も
勢力を保ちカビテの北を通過（985hPa)、セントラルルソンから
西に進み明日日曜日には西フィリピン海に抜けると予測されて
いますが、大型の為各地に雨を降らす見込みです。
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（昨夜現地時刻午後10時の雲の様子です）
西フィリピン海に抜けてもさらに勢力を強め中心気圧980hPa、
中心付近の最大風速25メートル、最大瞬間風速35メートルを
維持、北の方面に向きを変えると予測されています。
（写真はGMAより）
現在のところ8,083家族31,140人が避難所に避難し、少なくとも
219地域で洪水、37ヶ所で降雨による土砂崩れ、道路68ヶ所、橋梁
17ヶ所で通行不能、各所で停電が発生しています。
（写真はミンダナオ、マギンダナオの地滑り）
台風パエンによる死者は既に少なくとも45名行方不明者31人
と報道されています。
台風による危険地域は中心部より200キロメートルと広範囲に亘り
国家防災管理協議会(NDRRMC) の現場では激甚災害の発出を
すべきだという声が上がっているという事です。
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（現地時刻28日午後10時の雲の様子です）
台風パエン（22号）は東サマールにほぼ上陸したと見られ
ミンダナオ北部からルソン島をほぼ全域に亘り雲に覆いつくされて
います。
各地に警報シグナル2や1が発出されていますが、今後マニラ
首都圏方面に移動してゆくものと思われ大量の降雨や強風が
吹くものと思われます。
中心気圧990hPa、中心付近の最大風速23メートル、最大瞬間風速
35メートルですが、今後ソルソゴン-アルバイ方面に向かいさらに
勢力を強めマニラ首都圏を通過する今夜深夜には中心気圧980hPa、
中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルと予測され
各地に大きな被害をもたらす恐れがあります。
昨日熱帯低気圧に発達したパエンは勢力を強めて台風22号と
なり進路を北西に変えマニラ首都圏方面に進む予測となりました。
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（現地時刻27日深夜0時の雲の様子です）
このまま北西に進んでゆくと29-30日にはイースタンサマールから
マニラ首都圏方面に上陸すると思われます。
上陸時中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は25メートル、
最大瞬間風速35メートルに達すると予測されています。
休暇に入っているのでメディアでの報道もいつもより少なくなる
可能性もありますが、暴風圏が非常に広い台風なのでかなり広範囲
に風雨の影響がでるものと思われます。
フィリピンでは今週から11月2日頃までオールセインツデイで休暇に
入りますが、ボロンガン（イースタンサマー）の東725キロにできている
大きな雲の塊が発達して熱帯低気圧か台風となってビサヤに向かうと
観られています。
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（昨夜午後11時の雲の様子です）
午後10時時点での観測では中心気圧1,004hPa、中心付近の最大風速12メートル、
最大瞬間風速15メートルですがビサヤに近づく土曜日には更に勢力を強める
と観られています。
現在西南西に時速15キロで移動しています。
勢力範囲が460キロと大きく、お墓参りをするフィリピンの人には厳しい雨が
降るのではないかと心配されます。
アブラでの強い地震はM6.7からM6.4と訂正されましたが、ポブラチオンにある教会の
壁が崩れて瓦礫になっています。