昨年フィリピンのSECが発表した従来から一般的な
高利貸しとして知られている5-6が実刑を含む
ペナルティーが課される事になった個人金融。
フィリピンの高利貸し5-6とは間単に言うと借り入れ
5ペソに対して利息を含めた6ペソを借り入れるという
システムだそうですが、主にインド人が個人の緊急の
資金需要に対応して行ってきた資金融資だそうです。
これを取り締まる法律自体はかなり以前に立法化され
ていたのですが、実際には厳しく取り締まられる事はなく
いろいろな場面で借金が高額になり払えなくなったという
話を聞いていました。
最近聞いた話では、借り入れ当初2週間は利息がかからない
という事で借り入れた借金が数ヶ月後、取立てに来られて
驚く程の金額になってしまい、顔が青ざめたというのがありました。
借りる時には当初2週間は利息がかからないからとあまり気にせず
借金をするのですが、フィリピーナは喉元過ぎると、よく忘れる
のです。
数ヶ月後、他の人に頼んで返済したと思っていた借金が
返されていなく、とんでもない金額になり気が動転してしまった
フィリピーナが居ました。
昨年11月には公立の学校の先生がこの借金の犠牲に
なったと報道もされています。
SECは金融事業者に正規の事業登録をするように進めて
きていて、個人では貸し金業をする事はできないという事に
なったようです。
違反者は罰金10,000-50,000ペソ、実刑6ヶ月から10年という
事になり、今までは事業をしていた人が集金をする際に
払わなければ刑務所に入る事になると脅していたものが、
逆に違法な貸し金をしていた業者の方が実刑を受ける事に
なった訳です。
SECではこの非公式な金融の規模は少なくとも30億ペソに
上ると観ているそうです。
（一昨日行われたミス・クエルボ水着コンテストより）
記事内容とは関係がありません。
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