2018年11月15日木曜日
フィリピンの甘味料入り飲料税の導入による影響
フィリピンのファーストフード店で注文すると必ずドリンクが
セットになっていて、従来はコーク等が写真で一緒にメニュー表
に表示されていました。
セットになっているので、注文カウンターで「飲み物は?」と
訊かれると何も考えずに言い慣れたコークと言ってしまうのですが
店員の返事は「コークはありません」という事が多くなってきて
います。
その代わりにスプライト等を注文したりするのですが、
コークがあっても(コーク)ゼロという事もあります。
売れ筋のメニューが無いのはなんとフィリピンらしいと最初は
思っていたのですが、最近読んだ記事で税制改革の一環で砂糖税
の導入という項目があって、フィリピンでは大勢の人が糖尿病や
肥満に苦しんでいて、その為に薬や治療に3千憶ペソが毎年費やされ
ているという事に対して包括的な税制改革(TRAIN)に含められました。
(糖尿病患者3.5百万人)
甘味料を含む清涼飲料水1Lにつき6ペソ、高果糖のコーンシロップ等
には1Lにつき12ペソが課税されるという事です。
最近までホットケーキに付きもののメープルシロップはアメリカン
ブランドのものを買っていましたが、最近のスーパーの店頭では
見られなくなりました。
替わりに棚には国産のメープルシロップをどこの店でも置いて
いるので、おそらくはこの税制改革によって一挙にこの市場に
参入したのではないかと考えられます。
この税制によって国民の健康を守り、税収も増えるという一挙両得を
狙ったものですが、コーヒーに大量の砂糖を入れて飲む習慣がある
フィリピンでどれだけ糖尿病患者が減るのか推移を見守って
行きたいと思います。
因みにスーパーで売っている甘いインスタントコーヒー3-in-1と
ミルク(恐らくコンデンスミルクの事を言っているものと思いますが)
適用除外だそうです。
過日行われましたクイーンオブクリスタルパラス、プールパーティー撮影会より、
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