2018年11月26日月曜日

銀行口座を持たない庶民の共済システム パラワガン


フィリピンには銀行口座を持てない人が結構大勢いて、

緊急の時にはどうするのかと思うのですが、一番の解決策は

周りの人に借りるという事になります。


親戚から借りたり、親しい人から借りたりするのですが、周りに

銀行口座を持っていない人ばかりだったら、今週電気料を払わなければ

ならないとか、いろいろと理由を言われて何とか借りられる人を

必死に探して用立てるのだと思います。


昔から庶民の間で行われている共済システムで、周りの人と

グループを作り、例えば毎週100ペソづつ集金し、毎週メンバーの

中の一人がその総額を受け取れるという事が一般的に行われ、

家族が事故にあったとか、病気になった時には受け取れる順番が

例えば3番目であったとしても、次に受け取れる人がその人に順番を

譲るという方法で共済システムのようなものになっているようです。


グループのメンバー数が多ければ、受取り時の金額が多くなり、

受け取った人はその時には宝くじに当たったような気になるのだと

思います。


システムの運用には元締め(言い出しっぺ)の人の信用と払わない人

への根気ある説得が必要となるのではないかと想像しますが、

冷静に考えれば毎週100ペソを個人で積み立てれば同じ事と思って

しまいますが、日々の生活費に四苦八苦している庶民が誰かから

催促され、やりくりしてでもこのパラワガンに参加しているのは

庶民の知恵というものなのかもしれません。



過日行われましたミス・サンミグライト水着コンテスト撮影会より、



ポニーテールのリッサさん、



ポニーテールのメルさん、



にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村 ↑↑↑↑↑ここをクリックしていただけるとランキングが上がります。
にほんブログ村        いつもクリックしていただきありがとうございます。
にほんブログ村 大人の生活ブログへ
にほんブログ村 団塊世代 夢と希望

0 件のコメント:

コメントを投稿