2019年8月29日木曜日
台風12号による2日間の休校で考えさせられたケソン市で持ち上がった週末宿題を禁止する動き
昨日ブログにしましたが、今週は月曜日がナショナルヒーローズデーで
休日、台風ジェニー(12号)による休校が火曜日、水曜日と続き、
幼稚園から小学生まで学校が休みになる子供が多かったと思います。
普通に考えれば子供は学校が休みになると嬉しい・・・ですが、
K12の教育システムが導入されてからは喜んでばかりはいられません。
Kとはキンダーで2年間の幼稚園教育が組み込まれていて、1年生に
なる時には基本的なアルファベット、数字や計算はできるように
なっていないと1年生になれません。
一年生で文字や数字を学ぶという考えとは大きくかけ離れています。
一年生の一学期で単語の音節を教えているのにはビックリしました。
フィリピンの学校は午前組、午後組と別れて教育されるので
一日当たりの授業時間も限られます。
それに加えて台風等による休校も結構多く、授業時間がさらに
圧迫されます。
ケソン市で発議された週末の宿題を禁止するという法案は、
教職員団体、親、生徒達にとって、特に先生の教育の結果を
出さなくてはいけないという観点からすると大変に大きな問題と
なっている訳です。
教職員からするとカリキュラムをこなす為には、宿題で補おうと
している訳ですが、この法案は週末、家族や友達と過ごす時間が
宿題の為に無くなってしまうという、どちらにしても正論とは
思えます。
この法案では先生が週末の宿題を課した場合は罰金5万ペソ、
実刑1-2年が科されるというもので、教職員側からすると
K12の教課程をこなす為に宿題を生徒に課すもので、元凶は
K12の教育システムそのものにあるのだという主張です。
裕福な家庭に育った子供は、家庭教師を付けたりして学校の
授業に追いついていけばいいのですが、高等教育まで万民が
無償の教育を受けられるという考え方からすればかなり無理が
あると思えます。
それにしても、あまりに急ぎすぎる教育も子供がかわいそうな
気がします。
一年生の一学期で音節(Syllable)を教える事に思った事です。
過日行われました水着コンテスト撮影会より、
ポニーテールのシャーリーさん、
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