2021年3月12日金曜日

変異ウイルスは死亡率が2倍近くにも 災害時の日本の庶民に知らしめない体質

 

世界で感染の広がっている変異ウイルスに感染すると

死亡率が従来の2倍近くにもなるという事が報道されて

います。


昨日は東日本大震災が起きてから10年という節目の日

でしたが、10年前大震災が起きた時に私はアンヘレスの

アパートでパソコン画面に映されたテレビの報道で黒い

山のようになった津波が内陸まで押し寄せている光景を

見ていました。


その後、海外の報道では揃って「メルトダウン」という言葉

で災害が深刻である事を告げていましたが、不思議な事に

日本の報道では一切メルトダウンという表現は使われていません

でした。


避難地区にしても炉心から20-30キロの住民の避難は指示されて

いましたが、風の流れを考慮したSPEEDI(緊急時環境線量情報予測

システム)によれば30キロ以上の地点まで汚染された空気の塊が

流されて到達しているという報道が海外からでていました。


日本でそのSPEEDIというシステムが無かったわけではないようで、

全電源喪失により初期データがうまく入力されなかったと記されて

いますが、その地点まで気団が到達する事は判断ができていたよう

です。


変異ウイルスについても海外では既にある程度感染力が強く脅威と

なっていると報道されているのに、日本で緊急事態宣言を2週間

延長する時の大きな理由とは説明されず、かなりマイナーな理由

として少し説明されたに過ぎません。


昨日から少しずつ変異ウイルスへの感染者数が各地で報道され始め

ましたが、積極的な検査をしていないので数が各地で数十程度の

感染増加としていますが、そもそも検査自体が感染者の5-10%程度

の変異株の調査では確定的な事も判明しないので、国民にも強い

メッセージが出せない事になっている訳です。


この事が人々の緊張感を益々緩ませて街への人出を増やしている

事は間違いのない事だと思います。


確実な変異ウイルスの現状が打ち出せない状況の中で、100%確実な

報告データを待たなければ国民に説明できない体質は東日本大地震

の時の対応と何ら変わらないと感じています。


感染力の強い変異ウイルスの感染は確実に広がっています。



2019年11月に行われました水着コンテスト撮影会より、


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