先月成田空港に到着した60代男性がフィリピン型の変異ウイルスに
感染していた事が判明、空港で隔離されたと報道されました。
フィリピン型変異ウイルスとは初めて聞きますが、厳しい
隔離を実施してきたフィリピンでは最近まで新規感染者数を
2,000人程度に抑えてきましたが、ここ数日3,000人を超える
日もあった事はイギリス型変異ウイルスのせいかと考えて
いたのですがフィリピン型だったとはビックリです。
昨日の新規感染者数はマニラ首都圏12地域で急増していて
一気に全国の新規感染者数は4,500人を超えています。
感染者が増加している地域は以下のとおりです。
Quezon City, Manila, Pasay, Makati, Parañaque, Taguig,
Caloocan, Pasig, Malabon, Valenzuela, Marikina, Navotas
新規感染者数の推移からは感染力は従来の1.5倍程度かと
考えられますが、これによって3月から隔離のレベルを緩和
する予定だったものがレベルを上げてGCQとなる地域も出て
きていました。
この感染拡大に対応して3月15日(月)から首都圏の夜間外出
禁止規制は2週間統一して午後10時~朝5時までとなります。
現感染者数5万2千人余りの内、軽症者は92.2%、無症候者4.1%、
重傷者1.5%、重篤者1.5%となっているという事です。
このウイルスにアストラゼネカワクチンの有効性が低下する
かどうかは今後の推移を見てみる必要があると思います。
日本でも実行再生産数のグラフが急激に上昇している県が
見られますので掲載しておきます。上昇の仕方が急激なので
変異ウイルスの影響があるのかもしれません。
全国では1.04、東京では1.01、大阪1.04となっています。
2019年11月に行われました水着コンテスト撮影会より、
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フィリピン型変異株
返信削除逆を返せば、変異株が発生する土壌の宝庫がフィリピンです。
なにしろ、人口爆発ボーナスの階段を駆け上がっている国なんですから。
変異株は原種が感染を繰り返すたびにエラーとして進化します。
フィリピンならば更なる変異株の発生は容易でしょう。
フィリピン政府は、善悪は別として、コロナ変異株を足掛かりに、
世界地図を書き換えてしまう自国のポテンシャルに気付いて無いみたいですね。
人口爆発の最中の国は、貧しくとも局面を変化させるトリガーを握ります。
もしも私がドテルテならば、鎖国してコロナで老人を抹殺し、
大多数の若い自国民の体力で変異株にも十二分な対抗力を発揮する集団免疫を獲得し、
逆に世界中に渡航可能な大規模OFW労働力確保を考えます。