2023年9月3日日曜日

フィリピンの農家はコメの小売統制価格を憂慮

 

今週火曜日から適用される米穀統制小売価格に

農家は影響を受けるのではないかと警戒しています。



(写真はABS-CBN)

金曜日の時点でパンパンガやサルタンクダラでの

米穀買取価格がキロ3ペソ下がっているとしています。


政府のモニタリング調査では昨金曜日のメトロマニラ

での小売り価格は国内米キロ42-65ペソ、輸入米キロ

43-65ペソであったとしています。


台風ゴリンによる農業被害は34,979ヘクタール、

24,979の農家に及び被害額は8億9840万ペソに

上ると報告され、その内最も多い米の被害は

29,255ヘクタール、29,337トン、金額で7億5110万ペソ

と見積もられています。


フィリピン華人商工会議所連合会では米の小売り価格は

需要と供給で決定されるのでこの価格統制は機能しない

としていますが、貿易産業省(DTI)は違反者には百万ペソの

罰金もあり得るとしています。


マルコス大統領は昨年の選挙公約でキロ20ペソを目指すと

して当選しているだけにこの米小売価格統制は今後も

熱い闘いになるものと思われます。


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