ドゥテルテ前大統領はオランダ、ハーグの獄中に
居ますが、今回の選挙で662,630票を獲得して
地滑り的多数でダバオ市長に当選しました。
（写真はGMA）
ダバオでのドゥテルテ王朝を示した結果となり
ましたがご当人が刑務所にいる間,誰が市長の
代理を務めるのかはDILG（内務地方自治省）
が決める事になるという事です。
上院議員に立候補していたパックマンは今回
97.23%開票で当選数には届かないという結果
となったという事です。
ベッセント財務長官が中国との関税協議で両国が115%引き下げる
との報道に急激なドル高145円台から148円半ばに円安が
進みペソも37ペソ半ばまでペソ高となっています。
フィリピンへの渡航が近づいていますが、ペソへの両替のタイミング
を計るのが難しくなってきています。
（写真はGMAニュース)
選挙前日の日曜日、バシランでは選挙管理委員会として
参加する教員がバイクに乗っている時に何者かに銃撃され
病院に搬送されたと報道されました。命に別状はないとの事
で病院で治療をしています。
バシランでは他にも対立する政党間で銃撃戦が発生して
4名死亡とか、ヌエバエシーハ、カバナツアンではバイクに乗った
男が市役所に手榴弾を投げたビデオが撮影されたとか物騒な
事件が発生したようです。
セブ・マクタン空港からマニラに向けて幾つかのカバンに分けて
5億ペソ近くの現金を自家用機で運ぼうと試みた一味11人が
逮捕されたと報道されています（ABS-CBN)
一味は空港のX線荷物検査機を避けようとして大量の
現金が発覚、カバンを開けると441,922,542ペソ、 $168,730,
及び1,000香港ドルが入っていたという事です。
グループは選挙期間中に大量の現金搬送を禁じる
COMELECの規則に違反するとされていますが、現金の
出所がビジネスマン、アンソン・キュー氏の誘拐殺害事件
に絡む身代金ではないかと捜査がすすめられるようです。
こんな大量の現金を飛行機で運ぶとは驚きです。
ドゥテルテ一家の長男パオロ・ドゥテルテ議員がダバオの
バーで暴行を働いた事が明らかになりました。
（写真はABS-CBNビデオより）
事件は2月22日の事ですが、仕事で月3回程ダバオに
来ている女性3人が友達とパオロ氏、チャーリータン氏が
一緒に飲んだりダンスをしていたりしているのを目撃し
ましたが、20分程経った後パオロ氏のボディーガード2人
と共に退室するよう求められ、1時間後にバーに戻ると
ドゥテルテ氏は3人にP13,000ペソずつ渡したという事です。
彼女たちは携帯電話を置いて他のフロアーに行き、下を
見るなと言われたそうです。
この事がトラウマとなりこの事件後4月末までダバオに行く
事が無かったと証言しています。
このビデオが本物であるかどうか弁護士が調査をしていると
報じられています。
イギリスとアメリカとの関税協議は英の自動車関税は27.5%から
10%に引き下げられるが低関税率で米国に輸出できる台数を
10万台の枠を割り当てる事になったという事です（ロイター）
英国がボーイングの航空機を100億ドル購入し、英企業は
無関税で航空機用部品を米国へ輸出できるようになる。
英政府は、米国に輸出する英国製の鉄鋼製品に適用され
ている２５％の関税がゼロになる。
英国の農家に１万３０００トンの無関税枠を供与し、英国は、
ビールの醸造に使う米国産エタノールに対する関税を撤廃する。
映画の米国への輸入、医薬品については別枠で協議すると
いうものです。
ただ基本的な10%関税は維持される模様です。
カトリックの国々が注目していたバチカンの新教皇を
選出するコンクラーベ、2日間で決定したようで新教皇
は米国出身のプレヴォスト枢機卿はレオ14世を名乗る
事になったと報道されました。米国出身は史上初との
事です。
（写真はABS-CBN）
為替は米英の関税協議が決着した事でドル円が142円台
から145円台に急激にドル高となり海外生活者には厳しい
為替となりました。
米フォードがメキシコで生産する3車種の値上げを
決定したと報じられました（ロイター）
米国への輸入車に25%の関税を課すトランプ関税に
よる影響で車種は電動ＳＵＶ（スポーツタイプ多目的車）
「マスタング・マッハＥ」、ピックアップトラック「マーベリック」、
「ブロンコ・スポーツ」の一部で、最大２０００ドル引き上げる
という事で５月２日生産分からで、店頭価格は６月下旬ごろ
からというものです。
米国の関税は結局は消費者の負担が増える事になるという
事を先頭に立って見せた事になるわけです。
他の車メーカーもいつまで我慢するかによりますが最終的には
値上げせざるをえなくなる事は明白です。