中国の海洋進出は日本の尖閣諸島だけでなくフィリピンの排他的経済水域
でも起こっています。
西フィリピン海（南シナ海）アユンギン瀬（セカンドトマスショール）で
フィリピンの地震調査船が中国の海警船に妨害されたと伝えられました。
（航路写真はGMAニュースより）
フィリピン外務省は中国大使館高官を呼んで抗議したという事です。
中国は南太平洋ソロモン諸島で安全保障協定を結ぶ等海洋進出への
意欲は並々ならぬものがあると感じます。
Bbフィリピナス2022オリエンタルミンドロ代表、
土曜日29日夕方パラワン、マラサナオ島沖でマーシャル諸島船籍の貨物船
と衝突、乗員20名の内13人が近くの漁船に救助され貨物船でパナイ島リパータ
に向かったものの7名が行方不明となっていると報じられました（ABS-CBN）
（写真はABS-CBN、フィリピンコーストガード提供）
パラワンとパナイ島の中間のアグタヤの島で起こった事故ですが、時刻が
夕方の事故だったので行方不明者の捜索も困難だった事が想像されます。
後に乗員21人、行方不明者8人に訂正されています。
多くの船員はバンタヤン島の人達で1名はイロイロだという事です。
早く救助される事を願っています。
Bbピりピナス2022ラグナ、サンパブロ代表、
山口県阿武町で誤送金した4630万円の内約4300万円が
町の口座に返金されたニュースで日本の国税徴収法とは
素晴らしい力を持っているのに気がつきました。
誤送金を受け取った容疑者がオンラインカジノで使い切ってしまった
というものを仲介業者から約9割を法的に回収したという結果で
大どんでん返しという事になります。
国民健康保険料が未納状態となっていた事で差し押さえという手法を
とったという事です。
さて、フィリピンでは1982年から1985年まで所得税の申告納付をして
いなかったボンボンマルコス氏が大統領に当選してしまうというお国柄、
最高裁で継続審議されるものと思いますが、もし大統領側の勝利が
決まると、その後の一般人の納税意識にモラルハザードが発生し、
ますます税収が落ち込む原因になるのではないかと懸念しています。
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庭に大きな鉢に植えられていたギボウシがあっという間に花をつけました。
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フィリピンへの入国に必要だった出発48時間以内の陰性証明が
ブースター接種済みの旅行者は5月30日から不要になります(ABS-CBN)
これでフィリピン入国に障害となっていた必要事項が一つ緩和
される事になりました。
更にコロナ保険をかける必要が無くなると発表されほぼ以前と同様の
入国ができるようになる訳で外国人にとっての入国条件が緩和される
のは有難い事です。
12才から17才の親と同行するワクチン接種済みの子供も入国時事前
陰性証明無しでの入国が許されます。
フィリピンの新規感染者数はここのところ全国で200人以下でマニラ
首都圏のアラートレベルは6月15日迄1と発表されています。
Bbピりピナス2022 ヘレーネ・ブードルさんはミス・ブラックウォーターに
選ばれました（GMA）
先の選挙で大勝した次期大統領と副大統領の当選宣言が
行われました。
今後6月30日の就任式に向けてスムーズな引継ぎが行われる
べく進められてゆく事になります。
燃料や物価の高騰や今年第四半期（クリスマスシーズン）には
食糧不足も懸念され今後政権運営は難題山積しています。
ロシアのウクライナ侵攻によりウクライナでは黒海から2000万トン
以上の穀物が滞留し出荷できなくなっていて世界的に穀物不足が
懸念され各国が自国の食料供給の安全を確保するためフィリピン
向けへの出荷を控えている事等で価格も上昇すると見込まれています。
ロシアは穀物の人道回廊を作り出荷を進める為にはロシアの輸出や
金融取引に科せられている制裁の解除を含め、包括的なアプローチが
必要であるとしているので解決は難題であると考えられます。
昨日フェリーがケソン、リアル港沖約460メートルで炎上、炎に包まれ
ました。海に避難した人達は海上の浮遊物に捕まって浮かんでいます。
（写真はABS-CBN、フィリピンコーストガード提供）
早朝5時頃乗客124名を乗せポロリ島を出港したフェリーMV Mwecraft2は
ケソン、リアル港近く約460メートルのところで炎上、船は炎に包まれました。
海上に逃れた人達は海に浮かぶ浮遊物に捕まり救助を待っています。
波も高くなくフィリピンの海は暖かいので日本で起きた知床の観光船の
沈没と比較すると海の逃れれば命を落とす事はないと思いますが、フィリピン
の島をつなぐフェリーボートはロロボートと呼ばれる漁船のような形をした
木造舟が多いので、乗る時にはいつも気を引き締めて乗った事を思い出します。
全員が救助される事を祈ります。
昨日の午前5時50分バタンガスで地震がありました。
震源はバタンガス、カラタガンから僅か18キロメートルの沖合、
深さは122Kmでプレートのズレであると見られます。
カラタガンで震度4
ケソン市、パサイ市、パシグ市等は深度3
マニラ、マカティ等は震度2となっています。
津波の恐れはないと発表されていますが、余震は可能性が
あるのでフィリピン火山地震研究所は注意を促しています。
昨日は日本でも茨城沖M6クラス、北海道でM4.6クラスの地震があり、
環太平洋の地震活動が活発化しているような気がします。
Bbピリピナス2022ラグーナ代表、
従来COVID-19の感染対策で成功していた国も変異をして
より感染力を増したオミクロン株では感染をゼロに抑えるのは
殆ど不可能という状態になっています。
当初ゼロコロナ政策で強力なロックダウンをして感染を抑えて
いた国々でもオミクロンの感染力の強さには対策が困難な現状
です。
オミクロンでは毒性が弱まっているので何とか国境を開いて
いられるというのが妥当な見方なのではないかと思えます。
ニュージーランドの新規感染数の推移、
オーストラリアの新規感染者数の推移、
台湾の新規感染者数の推移、
中国では上海に続いて北京の南東部地域で本日から1週間の
強力な隔離が始まるそうです。
北朝鮮ではワクチン接種が進んでいなく、再三COVAXの申し出を
断っているので感染を抑えるのはなかなか難しいのではないかと
思えます。
フィリピンでは現在ワクチン接種も進みブースター接種も始まっている
ので選挙があった割に再感染が始まっていませんがマニラ首都圏では
僅かに感染が拡大する兆候が見えます。
より感染力の強いオミクロンBA.2.12.2変異株は既に市中感染が
確認されていると発表されました。
選挙後の新型コロナ感染者数が増えるのではないかと心配
されていましたが、昨日マニラ首都圏の新規感染者が7日間
平均で19%増加したと報告されました。
それでも感染者数が非常に低くなっているので隔離レベルは
1のローリスクのままという事です。
5月13日から19日迄の1週間の実行再生産数は0.9で前週
は0.76だったという事です。
オミクロン変異亜種BA.2.12.1がフィリピンでは17例見つかっていて
フィリピンや世界で主流となっているオミクロンBA.2よりも感染力が
27%高い事が指摘されています。
感染レベルの引き上げが必要となるかどうかはもう少し感染状況を
見定める必要があるとしています。
Bbピリピナス2022タギグ市代表、
フィリピンの大統領選挙で最大の得票を獲得したボンボン・マルコスJr.氏
の大統領就任には反対勢力が過去の所得税の申告をしなかった事で
候補の資格がないと最高裁での審議を求めていました。
現大統領ドゥテルテ氏は空席になっている昨年11月に退任した判事の
後任としてジョン・リー氏を任命、更にディマアンパオ氏の退任に伴う
後任としてエリューテリオ・バタン氏を任命しました。
最高裁は新大統領の就任を止める事は出来ないと言っていますが
就任後も就任資格問題は最高裁で審議が進められる事になるのでは
ないかと思います。
万が一、資格が無いと判断された場合、誰が後任の大統領となるのか、
大統領候補として得票数で次点となったロブレド氏となるのか、又は
副大統領として就任しているサラさんが後任となるのか、またもや
判断を仰ぐ事になるのではないかと思いますが、一旦就任すれば
以前あったアロヨ大統領のように副大統領が継ぐ事になる公算
が大きいと考えられます。複雑な選挙の成り行きが見守られます。
Bbピリピナス、サランガニ代表、
選挙は終わったものの故マルコス大統領政権時に弾圧を受けた
人達が最高裁前に集まりマルコスJr.氏は選挙に選ばれる資格が
無いと訴えています。
（写真はABS-CBN）
ボンボン・マルコスJr.氏が抱える所得税未払い問題に基づき
最高裁で争ってゆくというものです。
1982年から1985年まで相続税の申告をしていないのでそもそも
選挙に立候補する資格がないというものです。
選挙管理委員会は所得税の未申告は脱税ではないという観点から
大統領への就任は問題はないという立場です。
選挙への立候補は禁固18ヶ月以上の刑を宣告された人は選挙に
立候補できないと規定されていますが、この判断を最高裁で求めて
ゆくというものです。
