ワクチン開発の最先端を走っていたオックスフォード/アストラゼネカ
は6月5日治験の過程で静かに新たな治験参加のグループを追加し
ました。
この変更は大規模治験を進めるうえで当初はそれ程大きな
変更ではないと観られていました。
しかしこの事が治験の終了を大幅に遅らせる結果となって
しまったのです。
イギリス全土で行われていた治験に使用していたワクチンの量を
突然半分にして続ける事になったのです。
治験の参加者に適正な量のワクチンを与えて継続する事に
なったのです。
これは当時全量のワクチン投与では有効性が62%だったのに比較して
半量投与では90%の有効性が得られ、メディアでもこの数字は発表されて
いましたが何故なのかという疑問が残りました。
ファイザーでは数千人の65才以上の治験者で行われていたのに比較して
アストラゼネカのこの半量での治験の継続は治験では重症化し易い
とされる55才以上の治験数は無かったという事です。
オックスフォードの進めるワクチンはウイルスベクターと呼ばれるもので
製造には2000リットルのバイオリアクターでろ過・精製をして数リットル
に濃縮するものですが、イタリアの製薬会社に製造依頼した製品で
製造側でのテスト方法がqPCRという方法を用い、オクスフォードでの
検査が紫外線の吸収量で測定する方法である事で一回投与量の表現に
混乱が起こり治験にも影響を与えたようです。
英国のみならず世界の国が期待を寄せているワクチンの治験完了が
遅れてはいるものの比較的安価に提供可能なワクチンが普及する事を
世界中が待ち望んでいるものと思います。
2019年6月に行われました水着コンテスト撮影会より、
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