フィリピン政府はワクチンの調達資金については手当している
ものの、ファイザーワクチンの調達について手続きが滞った
為に本来であれば一千万回分のワクチンが今月入荷する事が
可能であったにも拘わらず入荷が先延ばしになってしまった事が
メディアで問題視されていました。
先日、大統領が3者間契約でワクチンを調達する事を許可した
ことで、各地方政府が政府調達とは別に製薬会社との調達契約を
進めています。
カローカン市では英アストロゼネカと今回60万回分のワクチン
供給契約を締結しました。
ヴァレンズエラ市も英アストラゼネカと凡そ30万回分の契約を
進める事になったようです。ヴァレンズエラ市民には無償とする
という事ですがワクチンの入荷は7月という事です。
ビガン市もアストラゼネカと10万回分を進める模様です。
その他、民間での調達でアストラゼネカから6百万回分を
調達し、半数を政府に無償で提供する事も確定しました。
アストラゼネカワクチンは保管が通常の冷蔵庫の温度で
保存できるのでフィリピンでの使用には都合がいいのでは
ないかと思います。
インドからのワクチン、Covovaxについても3千万回分の供給
契約を締結しました。フィリピンにこの会社の事業パートナーが
あるとの事です。
中国のシノバックとは25百万回分の契約をしたとの事ですが、
デリバリーが2月と早いものの有効性が50%程度と言われていて
急場凌ぎの調達となるのではないかと思います。
2019年4月に行われました水着コンテスト撮影会より、
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