2022年1月15日土曜日

入国禁止国からの旅行客受け入れに大きく舵を切るフィリピン

 

メトロマニラの隔離レベル3は1月末まで延長されました。


新規感染者数は37,207人と増加し減少はしていませんが

フィリピンは従来入国禁止国に指定していた国からの旅行者

入国を許可する方針となりました。



過去14日間内に入国禁止国に指定されていた地域に滞在した

インバウンド旅行客に入国を許可する事になったのは大きな

転換となります。


これはフィリピンのどの国際空港にも適用され出発地の出国前

48時間以内のRT-PCRテストが陰性である証明の所持が必要

となります。従来の72時間前以内の陰性証明は経過措置として

1月19日0時まで有効となります。


入国禁止レッド国からのワクチン接種済み旅行者は入国7日目

にRT-PCRテストを実施、陰性であれば更に7日間の自宅自主隔離

を継続する事になります。


ワクチン未接種や完了していない旅行者、接種証明が疑わしい人

については入国7日目にPCRテストを実施、結果いかんに拘らず

10日間の隔離を経て入国が許可され、更に自宅で入国後14日間の

経過観察が求められます。


オミクロン株が既にフィリピンで感染が広がっている事と

多くの同胞がレッド指定国からの帰国を希望していて

新たな入国時隔離措置を経る事により感染者の入国を阻止

できる事から新たな入国時の手順を適用するというものです。


1月16日から31日までのレッド指定国は以下の通りです。

Antigua and Barbuda

Aruba

Canada 

Curacao 

French Guiana

Iceland

Malta

Mayotte 

Mozambique

Puerto Rico (US)

Saudi Arabia 

Somalia 

Spain 

US Virgin Islands 


グリーン指定国は感染リスクの少ない地域という事で

以下の国が1月31日まで適用されます。



これ以外の国はイエロー指定国となります。


グリーン指定国からの入国者でワクチン接種を完了している人

は隔離措置は必要が無くなるものの自宅での7日間の自己症状

経過観察が求められます。


ワクチン接種未完了者やイエロー指定国からの入国者については

入国後5日目にPCRテストを実施しその後の隔離手順に従うという

事です。


オミクロン株が世界に広がる中、その性質に対応した新たな入国

基準によりフィリピンへの入国が大幅に緩和される事は評価される

ものだと思われます。


フィリピン国内でのワクチン接種完了者が濃厚接触者となった場合の

隔離期間は5日に緩和されています。


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