20世紀最大級といわれるフィリピンの1991年ピナトゥボ火山の噴火
により火山灰が高度40kmまで噴き上げられ成層圏に広がった塵埃に
よって地表に達する太陽光が遮られ北半球の平均気温が0.5から0.6℃
下がり、地球全体で約0.4℃下がったといわれます。
今回フンガトンガの噴煙は高度20キロまで到達とされていますが、
この塵埃が成層圏に広がり今問題になっている地球温暖化にどのように
影響するのか考えてみました。
(写真はオーストラリア上空を覆う噴煙 Volcano discovery)
ニュースでは噴火後広範囲に広がった噴煙がオーストラリア上空まで
達していたと報道されていますが、今後成層圏に到達した塵埃が
どの程度でそれが気温をどの程度下げるのか気になるところです。
今後の調査を待たなければならないと思います。
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