フィリピンの保健省はフィリピン国内で私立、公立合わせて
看護師10万6千人が不足していると発表しました。
（写真はABS-CBN）
看護師はフィリピンでは若い女性のなりたい職業の上位に
なっていて看護学校もかなりの数があります。
それなのに何故看護師が足りないのかというと世界各国が
フィリピンのレベルの高い看護師を求めて海外での就職を
促す為いろいろな特典を設けて看護師の誘致をしている
ため海外で働く事を選択する看護師が多く、直近では
イギリスで最初にコロナワクチンを接種した看護師は
フィリピン人でした。
保健省では新たに海外で就職する医療従事者の総数を
年7,000人に限定するとともに医療従事者への国内での
従事に対して何かしらのインセンティブを与えるために
新設された海外就労省や労働雇用省と話し合いをする
予定を立てています。
国内での医療従事者の労働環境が改善されていない事も
背景にあると観られています。
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