ボーディングゲートからイミグレーションに向けて歩いて行くと
いつもと違うルートを係の人に案内され、背もたれにQRコードが
張り付けてある椅子がたくさん並んでいる部屋に案内されました。
マニラで搭乗するときにセブ航空の人から数枚の日本語と英語で
作られた健康申告書のコピーを貰っていて、着陸前に機内で
パスポート番号欄や質問項目が書かれた健康申告書には一応
書き入れてあったので入国時にその紙を渡せばいいのだと勝手に
思っていました。
するとスマートフォンで健康申告をするのだと言われ、携帯の中に
入れてある接触アプリ、ココアのアイコンやワクチン3回接種証明等を
見せたところこれではなく、椅子の背もたれに貼ってあるQRコードを
読み込んで質問に答える形で入力し、送信を押すとQRコードが表示され、
申告が完了した証に青いQuarantineと書かれた紙を渡されこれを持って
イミグレに行くのだと言われました。
質問票は既に送信してあるので、携帯が邪魔になりケースに入れて
収納してしまいました。パスポートを小脇に抱えていたので余計なものは
しまってしまおうと思ったのです。
進行方向を示した矢印に従って更に歩いて行くとイミグレの前で
数人の人達が立っていて入力した後で表示されたQRコードを見せて
くれと言うので、既にベルトパックに収納してある携帯を取り出すと
そのQRコードは消えてしまっていて、どうすればいいのか訊いてみると
もう一度同じ質問に入力してそのQRコードを見せなければならないと
言われ、エッ、また同じ事を入力するのかと思っていると先ほどの質問票
を呼び出すためのQRコードを読み取って再び質問に答える事になりました。
それではこの青いQuarantineカードは何なんだ・・・、
幸いにもアシスタントが居て、スマホには先ほど質問に答えた内容が
記憶されていて同じ作業を2度しなくて済みましたが、青いQuarantineカード
を見せれば済むと勝手に思ってしまった私は携帯をケースに収納しなければ
よかったと思い直しました。
後で聞いていると質問票に答え終わったところでそのQRコードをスクリーン
ショットで携帯に残しておくのだとか。
スクリーンショットはパソコンでは使っているのですが携帯電話では
まだ使った事がなかったのです。
質問内容も海外で14日以内に感染者と接触していますかという項目が
ありましたが、その隔離期間は前日改定され7日となったのですが
この日は適用する帰国便の初日なので質問内容がまだ精査されていない
のだなと勝手に思いました。
入国便名もセブ航空では一行で5Jの次に4桁の番号があるのでそのまま
入力するとエラーが出てしまいました。これは二つに分割して2行に入力
するのでした。
規則を変更する初日にはいろいろと不都合な事も発生するのだと
思いますが、私もまだまだスマートフォンを扱い慣れていないので
持っていない人は借りて入力をして下さいという事前案内を見た
記憶があるのですが、借りてもスマートフォンにある程度慣れた
人でないとイミグレーションを通過するのは至難の業ではないかと
感じました。
これは愚痴ではなく、今後の世の中はスマホを扱えないととても世の中
を生きてゆくのは難しくなり、海外旅行にも出かけられないのだとしみじみ
思います。
成田空港にタッチダウンしてから約1時間半後にやっと帰宅の電車に
乗る事が出来ました。
今回の旅はパンデミック後初めての経験だったのでいろいろありましたが
これで次回の旅ではもう少しストレスの無い楽しい旅になる事を期待して
います。
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