2020年12月31日木曜日

2020年静かな大晦日 アストラゼネカワクチン英で承認1月4日接種へ

 

承認が遅れていたアストラゼネカのワクチンが遂に

イギリスで承認され1月4日から接種を始めると報道

されました。


米ファイザーやモデルナのワクチンと比較して通常の冷蔵庫

で保管・輸送でき価格も廉価なので今後の新型コロナとの

戦いには大きな救いとなるものと思います。


一回目の接種で70%の効果があるとされていて、感染しても

重症化を防ぐという観点から一回目の接種をより多くの人に

施し、2回目の接種は3ヶ月後という事になるようです。


日本でも感染拡大が止まらなくなってきている現状、ワクチン

接種は喫緊の対応を迫られているのではないかと思えます。


日本はアストラゼネカと1億2千万回分の供給契約をしている

という事です。


2回目の接種は同じウイルスベクターワクチンであるスプートニクⅤ

と組み合わせる事で接種した時に拒絶反応を少なくするという方法

もあると報道された事もあります。


大寒波大雪予想と新型コロナの感染拡大で今までにない静かな

大晦日を過ごさなくてはならないのは致し方のない事では

ないかと思います。


先日、初参りの代わりに近所の神社に参拝収めをしておきました。

初詣は元日ではなく少しずらして暖かい日にしようかと考えて

います。


本年も幣ブログにご訪問いただきありがとうございました。

2021年皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。



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2020年12月30日水曜日

新型コロナウイルス2020年の総括 各国の百万人当たりの死者数比較

 

2020年も終わりかけていますが、一年を通して新型コロナウイルス

に翻弄された年だったと思います。


新型コロナウイルスで話題となった各国とフィリピン、日本の

百万人当たりの死者数を昨日の数字で比較してみました。


米国    1,035人

イギリス  1,051人

イタリア  1,209人

スペイン  1.072人

フランス    966人

ドイツ        378人

ロシア    382人

オーストリア 671人

ブラジル      899人

メキシコ      948人

スウェーデン  837人

インド    107人

中国       3人

韓国      17人

*******************************

フィリピン   83人

日本      26人

*******************************

オーストラリア   35人

ニュージーランド  5人

台湾       0.3人

ベトナム     0.4人

タイ       0.9人

********************************

百万人当たりの死者数が最も多いと思われるのはベルギーの1,656人です。

スウェーデンは当初から集団免疫を目指していましたが、先日コロナ対策

が誤りであったと認める発言がありました。


新型コロナウイルスは風邪程度だと言っていてあまり感染対策に熱心で

なかった国の死者数はやはり多くなっています。


フィリピンは継続的に厳しい隔離政策を取っていたので、不自由な

生活が長く続いていますが、死者数から見ると成功組という事に

なるのではないかと思います。


来年は新型コロナ変異種との闘いがどのようになって行くのか

目が離せません。



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2020年12月29日火曜日

一番乗りと目されていた英アストラゼネカワクチンは何故遅れたか

 

ワクチン開発の最先端を走っていたオックスフォード/アストラゼネカ

は6月5日治験の過程で静かに新たな治験参加のグループを追加し

ました。


この変更は大規模治験を進めるうえで当初はそれ程大きな

変更ではないと観られていました。


しかしこの事が治験の終了を大幅に遅らせる結果となって

しまったのです。


イギリス全土で行われていた治験に使用していたワクチンの量を

突然半分にして続ける事になったのです。


治験の参加者に適正な量のワクチンを与えて継続する事に

なったのです。


これは当時全量のワクチン投与では有効性が62%だったのに比較して

半量投与では90%の有効性が得られ、メディアでもこの数字は発表されて

いましたが何故なのかという疑問が残りました。



ファイザーでは数千人の65才以上の治験者で行われていたのに比較して

アストラゼネカのこの半量での治験の継続は治験では重症化し易い

とされる55才以上の治験数は無かったという事です。


オックスフォードの進めるワクチンはウイルスベクターと呼ばれるもので

製造には2000リットルのバイオリアクターでろ過・精製をして数リットル

に濃縮するものですが、イタリアの製薬会社に製造依頼した製品で

製造側でのテスト方法がqPCRという方法を用い、オクスフォードでの

検査が紫外線の吸収量で測定する方法である事で一回投与量の表現に

混乱が起こり治験にも影響を与えたようです。


英国のみならず世界の国が期待を寄せているワクチンの治験完了が

遅れてはいるものの比較的安価に提供可能なワクチンが普及する事を

世界中が待ち望んでいるものと思います。



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2020年12月28日月曜日

新型コロナウイルスの起源と発生時期の考察

 

昨晩放送されたNHKの新型コロナの特番を見ました。


この新型コロナウイルスは中国武漢で12月のクリスマス頃

発生し世界に広がったとされていますが、本当にそうなのだろうか

という検証を科学者達がした結果、実はもっと以前、10月終わり

から11月の初めには発生していて中国国内では武漢を閉鎖した1月23日

には武漢だけではなく既に他の地域の都市にも広がっていたという

ものです。


新型コロナウイルスは1ヶ月で1.9回の変異をする(約2週間で

1回)というスピードから割り出すとそのような時期に発生して

いるというものです。


12月以前にウイルスそのものはフランスやイタリアに人々の

移動に伴い感染が広がっていて米国にも広がっていたという

ものでした。


新型コロナウイルスの変異種が発生し、広まりが確認され発表

されたのはイギリスのジョンソン首相がメディアでは初めてですが

昨年の新型コロナウイルスの発生時期と変異種との時差が丁度

1年という事になります。


冬にかけて感染が広がり易くなると言われていますが、日本で

イギリスからの変異種が発表されたのはここ1~2日の間ですが、

第3波の感染拡大のカーブを見ていると感染力が強まった変異種

(イギリス由来の物とは限りませんが)によるものと考えた方が

自然なような気もしています。



イギリスの感染者数の推移をみても新規感染者数の68%がこの

変異種という事は年初から蔓延しているウイルスは32%にしか

過ぎず新規感染者数的には増えていないという見方ができる

ものと思います。


日本でも従来と同じ感染防止策で感染の広がりが止められて

いない現状、この変異種が既に市中に広がっていると見た方が

いいと考えるのが自然だと思われます。


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2020年12月27日日曜日

新型コロナ変異種が英国からの入国者及び市中からも検出 世界感染者数8千万人超え

 

昨晩発表された新型コロナ変異種が市中から検出された事で

今月28日から1月末まで一挙に全世界からの新規入国を停止する

方針が決定されたようです。日本人や日本在住資格をもつ

外国人の帰国や再入国は除かれます。


イギリスから帰国したパイロットの感染が明らかになり、

既に多国に亘り変異種の広がりがみられる事から国毎に

対応するのは無理という判断だと思われます。


フィリピンでも世界的に広がりを見せ始めている感染力が

強まった新型コロナ変異種がフィリピンで感染が広がる

ようであれば再度のロックダウンもあり得るとしています。


1月から感染のリスクが低い地域から学生の対面授業を徐々に

解禁する計画はこの変異種の出現により撤回されました。


フィリピンの死者数は累計で9千人を超えています。


1月にはフィリピンへの渡航が少しは緩和されるのではないかと

ほのかな期待をもっていましたが、この変異種の出現で可能性が

殆ど無くなってしまったように思われます。



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2020年12月26日土曜日

クリスマスの日の朝バタンガスをM6.3の地震が襲う

 

震源地はバタンガス・カラタガン、深さ74キロメートルで

余震が発生する恐れがあるとの事です。発生時刻は朝7時43分

クリスマス当日です。



メトロマニラや近隣の地域にも揺れを感じられたという報道

がありました。


メトロマニラではMR3とLRT2が短時間影響を受けたという事です。


津波の恐れはなく、今のところ各地からの被害は報告されていない

という事です。深いところでの地震だったためと推測されます。


この数時間後にはダバオオキシデンタルでM5.3の地震が観測され

深さは111キロメートルと深い場所だったと報道されています。


プレートのずれによるものと推測されます。


今年は1月にタール火山の噴火があり、その後新型コロナによる

全国的な隔離が続き、この地震で最後の災害となって欲しいもの

です。



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2020年12月25日金曜日

新型コロナ変異種の広がりで日本でもワクチン接種を加速する事が重要となってきた

 

イギリスばかりではなく南アフリカ由来の変異種が報告されてきて

います。


イギリスでは従来は観測されていなかった若年層への感染が勢いを

ましていて、南ア由来の変異種はイギリスの種とは異なると報道

されています。


このような中、春先の感染拡大と同じ対策方法で対処できるものでは

無い事は明らかだと思います。


今まで言われてきて実践してきた「マスクを着用、密を避ける、手を洗う」

だけで戦う事は困難になってきていると感じます。


感染拡大が収まらない欧米ではいち早くワクチン接種を急いでいますが

日本の感染拡大は欧米に比較すると要請ベースで何とか切り抜けて

来られたものが、このウイルスの感染力が非常に強くなった事で

今後は従来何とかなっていた感染の制御がもはや機能しなくなって

来ています。


イギリスが世界に先駆けてワクチン接種を始めたのにはこのウイルス

が感染力を強め変異し始めている事で一刻も早く手を打ちたいと考えた

背景があるのかもしれません。


日本政府もやっと私権制限を超えた罰則付きの感染防止策をほのめかし

始めた事は、この新型コロナウイルスがいかに社会を大きく変容させる

力を持っているか計り知れない面があると思います。


ロシアンルーレットのような英国とEUのブレグジット交渉も期限

一週間前に始まったコロナ変異種による港湾の物流停滞が間際で

後押ししたかのように決着を見たというのも新型コロナの別な力

だったのかもしれません。


人は社会的な動物であるといいますが、本来人が持つコミュニティー

への繋がり、家族の繋がり、友人との繋がりを一時的とはいえ分断し

グローバリゼーションの見直しを迫り、長期的な展望を変えてしまい、

小さな単位での生活を見直しするように仕向けているのはウイルス

以上の力が働いているような気もしてきています。


日本の公衆衛生の考え方は国が全て責任をもって担保しながら

慎重に進める事が基本だったと思いますが、今回はウイルス側の

変容が速く、そろそろ各々の自己責任でワクチンを希望者に接種

してゆく方法に変えていってもいいのではないかと考えます。


このウイルスが発生してからもうそろそろ一年が経とうとしています。

菅政権のスローガン、従来の慣例的な手法を見直す事もこのウイルス

は要求しているような気がします。



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