2022年3月19日土曜日

ゼレンスキー大統領の日本での国会演説23日

 

日本はウクライナに既に1億ドルの支援と1億ドルの借款供与をすると

岸田首相は発表していますが、更に23日にゼレンスキー大統領が

国会で演説をすると発表されています。


この演説で更にウクライナに対する支援を追加する事になるのだと

思いますが、直近の戦況を自分なりに考えてみました。

支援がさらに流血をエスカレートする事にならなければいいと思って

います。



避難所となっているマリウポリの劇場が激しいミサイル攻撃に会い

破壊されたのはロシアが独立を認めたドネツクがこの地域を制圧して

いるという事でロシアは攻撃していないという理屈だと思います。


ロシアとしてはドネツクからクリミアに至る回廊を確保するという意味で

激しい戦闘地帯になっているのだと思います。


マリウポリがほぼ包囲されている状況でこのまま停戦になればロシア

としてはルガンスク-ドネツク-クリミアを一体として掌握できる事に

なります。


ウクライナはNATO入りを諦め、停戦後の安全保障をトルコ等が入った

枠組みで確保するところまではいいのですが、ゼレンスキー大統領は

1991年のウクライナの領土を国土一体として主張しているようです。


大統領としてはウクライナ東部を割譲独立させる事を当事者としては

認められないという立場だと思います。


第3国の強い停戦の調停過程で諦めざるを得ないという事になれば

致し方なく停戦に応じるかもしれません。


ここ1~2週間で停戦が成立しなかった場合どうなるか、戦争は長引き

世界の経済はさらに悪化してゆく事になるのだと思います。


首都キエフを継続して守ったとしても、おそらくロシアは西のオデッセを

攻め、圧倒的な海軍力で街を攻撃する事も懸念されます。


オデッセを落とすとすれば北に進軍するとキエフの南側からキエフを

包囲する事も可能性としてはあると思います。


ロシアへの制裁で3月15日にドル決済する国債利息の支払いは実行され

デフォルトするとしてもまだ先の事になると考えられます。


スイスの銀行に眠るロシア顧客資産は2130億ドルと公開されました。

ルーブルの貨幣価値は急落しても、大量の金保有があると言われて

います。


ここで涙を呑んで停戦をするかどうかはウクライナの人々の血がさらに

流れる事を防ぐ大きな岐路となるのだと思います。


穀物は今後更に値上がりし生活を圧迫、世界の肥料の13%を生産する

ロシアの肥料が止まれば世界が飢饉に陥ると言っている事もあながち

脅しではないような気がします。


7万人のロシア人がサンクトペテルブルグからフィンランド、ヘルシンキへ

脱出しているといいます。


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