2022年3月6日日曜日

ロシア/ウクライナ戦争停戦の落としどころ

 

第2回目のロシア/ウクライナ停戦交渉はベラルーシのポーランド側の

国境近くブレスト州で行われ、住民を避難させるための人道避難回廊

を設定する事が合意され、マリウポリとヴォルノヴァーハに設定された

ようですが、ロシア軍が一時停戦合意を守っていないとして退避が延期

となっているようです。


ロシアの侵攻地域で明らかなのはルガンスク、ドネツクからクリミヤ、

へルソン、ザポロジエと黒海一帯の沿岸を取りに行っているように

見えます。恐らく将来の軍事的に海域を支配したいという思惑が働いて

いるのではないかと思えます。


ロシアには既に西側諸国から経済制裁、物流停止等でルーブルが急落し

経済的には今後ロシア離れによって何年にも亘って痛んだ経済を立て直す

為には時間がかかり国内的にもボディーブローのように政権を維持して

行くのが困難な状況になってくると思います。


ミサイルを撃ち込む事で有利に非軍事化、中立化を飲ませたいという強い

意思をプーチン大統領は表明しています。


ただ、停戦に持ち込んだ後は国際決済システムから外されて、経済を立て直す

為には中国との取引、又は属国的な立場に追いやられる訳です。


ウクライナは戦力で劣るとは言っても国を守る士気は非常に高く、屈辱的な

停戦はしたくないと思っています。しかし、一般市民がミサイルで攻撃され

ますますエスカレートするロシアの攻撃を何とか停戦に持っていかなければ

国民の死傷者の数は天井知らずとなってしまう危険性をはらんでいます。


ここはとりあえずウクライナの国民の命を無駄に失うのを防ぐためには

ウクライナ東部地域を割譲し、プーチン大統領の面目を保つ形で停戦に

持ち込み、西側からの経済制裁がじわじわと毒のようにプーチン体制が

崩壊するのを待つ方法しか取れないのではないかと思えます。

(西側諸国が現状の経済制裁を続ければそれ程長い時間は必要ないの

ではないかと考えられます)



銃を手に取るミス・ウクライナ2014、


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