2023年8月12日土曜日

フィリピーナがマンションを買いたいと言い出した時

 

マニラ近郊には多くのマンション開発事業が進行していて

若い人も購入意欲をそそられる事も多いと思います。



(写真はイメージ)

購入方法はまずデベロッパーが建設計画を発表してから

建設には恐らく4~5年かかるものと思いますが、その計画

段階で販売が始まります。


この時にはまだ実際の建物はできていないので、販売方法は

予約販売で完成時まで少額の積立金を毎月デベロッパーに

払い続けて完成時に残額全部を支払って名義変更をする

事になります。


購入申し込みから完成時までの月々の支払金額が比較的多く

ないのでフィリピーナは少額でマンションの購入ができると

自己判断で思いこんでしまう事が多いと思われます。


例えば1BDルームで販売額が5百万ペソという物件があったとします。

完成まで4年間として購入金額の消費税分12%と手数料合計15%程度

が引き渡しまで計算上は無利子で均等に支払うことになります。


月払い約2万ペソとして、この金額であれば払えると思い契約して

計算書を見ると引き渡し時に元の販売価格5百万ペソが残額として

印刷されてきます。


この時点で月々2万ペソでマンションが購入できるというのが間違って

いたと気づく事になります。


引き渡し時に銀行と掛け合ってある程度ローンを組んだとしても月々

の支払金額は10年返済としても約8万ペソと計算するのは難しく

ありません。


一般的に計算が不得手という事と金利計算があまり得意でないので

利息14%がどの程度の大きな負債なのかという事が事前に分かって

いない状態で契約してしまう事が多々あるという事が想像できます。


クレジットカードの未払い残高に適用される金利と同じでもあまり危機

意識はないように見受けられるのに怖れを感じるのは私だけでしょうか。


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