フィリピンのPAGASAはアミハン（北東からのモンスーン）
の季節が終了し、フィリピンの夏に入ったと宣言しました。
（今月3月2日に撮影されたパシグのレインフォレスト、ABS-CBN）
今年はエルニーニョの影響でルソン島の水力による発電レベルが
4月から5月にかけて黄信号が灯る可能性があり、電力の節電に
備えるように警告が出されています。
PAGASAでは今後3ヶ月間気温の灼熱度をモニターしてゆく
としています。
フィリピンからはもう既に熱いという愚痴のメッセージが入り始めて
います。
アンヘレス、マラバニアスの路上に駐車した車の中で
死亡した子供の死因は検死の結果窒息死という事が
報告されました（GMA）
（写真はマニラタイムズより修正）
しかしながら・・・二人の男児(2才と3才）の子供の両親達は
この報告を受け入れていません。
一人の男児の母親ステファニーさんは子供の手と服に血糊が
あり、体に多数のアザがあったと主張しています。
監視カメラの映像では二人の従兄弟は午前7時には車の周り
で遊んでいてその後車の右側の死角に入ったという事です。
家族は人権委員会に検死のやり直しと監視カメラの映像の
全てのコピーを求める事にしています。
車は配車アプリ用に使用されていたという事です。
セブパシの5月-11月のセールが始まっています。
日程によっては時々かなり安くなっているものが
ありました。
昨日午後2時頃、アンヘレス市マラバニアスの路上に
駐車した車の中で2才と3才の子供が亡くなっているのが
発見されました（ABS-CBN)
アンヘレス市の防災・減災対策室によれば二人の子供の
親は朝から居なくなった二人の子供を探していたという事
ですが、昨日のアンヘレスの午後の気温は32度を越えていて
車の中に入り込んでしまい出られなくなってしまったとすれば
熱中症で亡くなったという事も考えられます。
車は両親のものではなく、他の人の所有で、所有者がドアを
開けたところ二人の子供の遺体を発見したというもので、通常
車には鍵がかかっていると思われますが、何故車の中に二人が
入り込んでしまったのかが謎です。
ケソン市のベルモンテ市長は3月20日時点で23例の
百日咳感染が報告されていて全市に広がっていると
メディアに明らかにしました（GMA）
4人の乳児がこの感染により死亡しているという事です。
全国的には昨2023年は年間を通して27例で死亡は3人
だったという事です。
年齢に関係なく感染しますが、特に5才未満の小児や
ワクチン接種していない体力のない人が感染しやすい
病気です。
この病気は感染者がくしゃみをしたり咳をすることで
バクテリアによって他の人に感染し、微熱、悪寒の発症後
7日～10日続き、通常特徴的な乾いた咳き込みが見られます。
2024年は年初からたった10週で全国で既に453人が感染
しています。
麻疹、風疹についても全国で2月24日時点で569例が
発生していて、保健省では無料のワクチンが接種
できるので予防注射をするように注意を喚起しています。
ミス・ユニバース2024ニュージーランドに選出されたのは
フィリピンとニュージーランドのハーフ、フランキ・ラッセルさん、
フィリピン議会は公益事業、教育、広告分野の外国投資
上限を法制化する1987年の憲法を改正する両院決議案
を承認しました。
（昨年7月の議会 ABS-CBN)
教育分野における外国資本上限は40%以下としながらも
高等教育については100%上限を認めるものになり、採決
は議員3/4以上の賛成によるものです。
最終案を決議する前に上院とのすり合わせを図り、経済の
活性化を実現するために一致して進める事が重要であるとして
改正部分を最小限に留めたというもので、上院でも可決されれば
60-90日の間に国民投票という事になります。
フィリピンの居住用土地・建物の売買に関して課される
VAT（付加価値税）の非課税特例限度額が改正されました。
.jpg)
通常物品の売買に関してはVATが課税されますが
フィリピンでは居住用の不動産に対する非課税の特例を
設けていてその限度額が3年に一度見直しされ非課税
限度額が改正されました。
次の計算式で限度額が計算されます。
2021年の非課税限度額が3,199,200.00ペソだったので
2023年の見直し限度額は3,600,000.00ペソとなりました。
物価連動で見直されるので現在のインフレを考慮すると
3年後にはまた新たな非課税限度額となり住宅購入時の
非課税額が計算されるものと考えられます。
上院議員ツルフォ氏が環境天然資源省との話の
中でフィリピンのアポ山国立保護区の多用途ゾーンに
リゾート施設が建設されていたことが分かり、この施設の
撤去に2年の猶予が与えられていたという事です。
（写真はABS-CBN）
多用途ゾーンといえども国立保護区内であり、マルコス大統領は
昨年10月フィリピンの最高峰であるアポ山をユネスコの世界遺産に
登録すべく呼び掛けていたというものです。