2024年3月29日金曜日

4人の内3人が反対の憲法改正(パルスアジア調査)

 

過日行われたパルスアジアによる世論調査によれば

憲章改正について4人の内3人が反対という調査結果

となりました。


調査は3月6-10日に行われ1987年の憲法改正を今

改正する事に賛成か反対か、将来に亘り改正する事

に賛成か反対かについての問いに答えるものでした。

(ABS-CBN、パルスアジア)



結果、全国平均で4人に3人が現在も将来に亘っても

改正に反対という結果となりました(地域別1200人調査)


現政権下での憲法改正に反対は88%、ミンダナオでは91%

と現政権下での憲法改正には反対という反応が見られ、

マルコス前政権時の国外追放という記憶に敏感になっている

事が伺えます。


項目別反対比率;

外国人による学校や大学の所有 68%反対

通信の外国人所有禁止の解除 71%反対

現大統領制から議員内角制への移行 71%反対

マスメディアや広告の外国人資本の許容 71%反対

現行制度から連邦制度への移行 71%反対

マスメディアや広告の外国資本の許容 71%反対

現行制度から連邦制度への移行 71%反対

議員任期の延長(全国、地方) 73%反対

二院制議会から一院制への移行 74%反対

外資規制の撤廃 78%反対

外国人、外国法人の土地所有許容 81%反対

外国人、外国法人によるフィリピンの天然資源利用 86%反対


この調査により経済憲章の改正がフィリピンの物価高、

低賃金、貧困の解消には繋がらないと人々が考えている

という事が明らかになっているとしています。


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