2020年3月4日水曜日

ダイヤモンドプリンセス感染者数を加算するのはもうそろそろ止めるべき


先月2月5日から横浜港で検疫が始まったダイヤモンドプリンセス(英国籍)の

感染者数がいまだに日本の新型コロナウィルス感染者数に加算されて報道され

ているのは不条理に感じます。


船舶はもともと旗国主義で船籍国が一義的には責任を負うものと

聞いていますが、乗船者の約半数近くが日本人であったために検疫

を日本が中心となって行っていたものと思います。


国際法的には日本への接岸を拒否する事もできたというものです。


既にクルーズ船からは全員下船し、各国に帰還しているのですが

陰性と判定され帰国した人の感染もある事が国によっては報告されて

いるようです。


フィリピンの感染者数は国内ではいまだに3名です。


日本のニュースではクルーズ船の感染者数は別にしているにも

拘わらずわざわざ合計して感染者数1,000に近い数字を報道して

いるメディアもあります。


国内的には国民の危機意識を高めるという意味では効果的なのかも

しれませんが、国際的にはこの数字が独り歩きをして入国拒否国と

なり国際的な業務が完全にストップしてしまう危険性を孕んでいます。


下船して乗船者が居なくなったクルーズ船の感染者数を今報道するのが

意味がある事なのかどうかよくよく考えた方がいいのではないかと

思います。


一方、感染者数の急増する韓国からフィリピンへの入国は

Daegu、North Gyeonsangからの入国が規制はされていますが

入国管理事務所でどのように厳格にできるものか問題だという

ニュースもありました。


韓国からクラークへの航空便は今でも毎日運航されています。


問題の地域からのフィリピンへの入国が全くないという保証は

ないのではないかと感じます。


一般のフィリピン人は具合が悪くなっても金銭的な問題もあり

病院に行きません。万が一新型コロナウィルスに感染しても8割が

軽症で済んでしまうという事からして、日数が経ちそのまま回復

してしまい感染者の数字には表われてこない事が考えられます。


国別の感染者数で数字を増やしていないフィリピン、クルーズ船

の数字を加えてしまう日本、どちらが賢い対応なのか考えてみる

必要があるのではないかと思います。


自分で自分の自分の首を絞めている事に気がつかなければなりません。


日本では今後15分から30分で陰性・陽性の判定ができるキットが

導入される事を考えれば、クルーズ船の数字を加えなくても十分に

飛躍的な数字が出てくるのではないかと思えば、この時点で

クルーズ船の数字は加えるべきではないと強く思います。


過日行われましたミス・ヘネシー水着コンテスト撮影会より、



クラブ・アトランティスのクリスティーさん、



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