メトロマニラでeバイク、eトライクの主要幹線道路を走行
した場合に罰金が科される措置が今週水曜日(17日)から
始まりましたが、マルコス大統領は周知期間が短すぎる
として当面即座の罰金を中止するよう指示しました。
（エドサで停車させられた電動車両、ABS-CBN）
MMDAと地方政府に対して猶予期間を設けるようにという
通達です。
この猶予期間の間は即座の罰金や未登録車両の
押収は免除され、どの道を通ればいいか等の指示
を受け周知させられるというものです。
MMDAの交通安全課によればeトライク、eバイクや
eスクーターによる事故は増え続けていて、メトロ
マニラの管内で2019年には309件だった事故件数が
昨年2023年には907件が報告されていました。
ここのところの円安は米国の利下げが先延ばしに
なる米国の強い経済指標に依るところが大きいと
いう見立てですが、フィリピンでも同様な事が起こって
いました。
（Investing.comより）
昨年は米ドルに対してフィリピンペソが55半ば程度で
推移していましたが、ここにきて57を突破する勢いで
ペソが下落しています。
フィリピン中央銀行は中東の地政学的緊張と米国Fed
の政策金利予測に依るものと判断しているようです。
フィリピンは年末から年始にかけて海外就労者による
送金がペソの弱さを隠していた部分があると思いますが
17週以来のペソ安と報じられています。
米国が7月に利下げをすればフィリピンペソは56.50程度
に安定して落ち着くものと見られています。
ルソンの電力供給レベルが能力限界に近づいている
事に起因する各地域への計画停電の案内が発表されて
います。
カラヤーン発電所1及び2の電力供給が停止する為
午後11時までの電力に余裕がなくなる事によるもの
で計画停電が発表されたものです。各発電所では
180メガワットづつ発電をしています。
次の地域が影響を受け、電力供給がマニュアルで
給電調整されます(ABS-CBN）
家庭でのエアコン等の使用についても省エネ協力
が求められていますが、最近の猛暑の中でエアコン
の使用を控えるのも結構大変な事だと思われます。
フィリピンで電動トライクを運転するには4月から
運転免許証が必要になると2月に発表されていた
ので、時間のある時に国際運転免許証を取得して
おこうと昨日の夏日に運転免許センターに行きました。
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桜もそろそろ終わりです。
事前にウェブサイトで調べた持ち物は、
日本の運転免許証
パスポート
35mmX45mmパスポートサイズのID写真1枚
発行手数料 2,350円となっていました。
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この自動受付機に日本の免許証をATMのキャッシュカード
を差し込む要領で入れると機械から運転免許証が申請用紙
にコピーされて出力されてきました。
現地の案内にはこれに加えて航空券（eチケット）コピー
も加えられていましたが、申請用紙に渡航予定を記入
するだけで済みました。
手数料の領収書と申請用紙、写真、パスポートを添えて
申請窓口で内容を一つ一つ確認し、以前発行した国際
免許証が返納されているかチェックを受けた上で暫く
窓口近くで待ち約15分程で意外に速く免許証が発行され
ました。
有効期間は1年で、来年は再度改めて発行申請をする事
になります。
写真入りなのでフィリピンでパスポート以外のIDとしても
使えるのではないかと思っています。
メトロマニラでは主要幹線道路でのeトライク、eバイクの
走行を今日から禁止します。
（写真は旧正月のビノンドでの写真、ABS-CBN)
違反者には2,500ペソの厳しい罰金が科せられます。
同時に無登録の車両や登録証の無いものについては
押収されます。
4月15、16日についての違反者は警告としますが、17日
以後については厳格に違反として取り扱うというものです。
幹線道路を横切る場合のUターンについては500メートル
の限度までは許可されるという事です。
ManibelaとPistonは今週月曜日、火曜日(15-16日)の
2日間、再びストライキを予定していて、マニラ首都圏議会
は必要に応じて政府の車両を出動させる準備が
整っていると報じられています。
ストライキに参加しないジープニードライバーの安全を
確保するため首都圏の警官を増員するとしています。
地方においてもビコール、イロイロ、セブ、ダバオ、
ジェネラルサントス、バコロド、バギオ市のグループが
参加の意向を示しているとPiston代表フロランダ氏。
ジープニー組合の統合締め切りが1月末から3ヶ月
延長され4月末になっている事に対して破棄するよう
求めてのストライキです。
2019年8月ドゥテルテ前大統領は中国を訪問して
周主席と南シナ海について話をしていて、当時の
現状維持、平和を維持するという紳士協定を結んだ
という事ですが・・・・、
（写真はABS-CBN）
話し合いの中でアユンギン礁に乗り上げたBRPシエラマドレ
を補修、改修するための資材を持ち込まないという内容で
あったとドゥテルテ前大統領は明かしています。
以前、フィリピンがシエラマドレに食料、水の補給を
しようとした時に中国海警の船が放水銃で補給船を
妨害した事にフィリピンが抗議をした折、中国からは
シエラマドレに補修資材を持ち込もうとしていたという
応答があった事が思い出されます。
米国、フィリピン、日本は共同で南シナ海のパトロール
をすると米国での3ヶ国サミットで決まったようです。