2018年11月5日月曜日

アナワンギンからボートでプンダキットの浜に戻る直前に起こったハプニング


チャーターしたボートのスピードはそれ程速くはなかったものの、

エンジンは安定して快調に航海していました。


時々高速艇が追い抜いて行きましたが短い距離の航海なので

楽しみながら進んでゆきました。


最終の岬を曲がればプンダキットの湾に入るところで、日に焼けた

若いボートマンはエンジンのスロットルを緩めスピードを落としました。


エンジンのスロットルは太い釣り糸のようなナイロン糸で、舷側の

内側に取り付けられた小さなウレタン片2枚に挟んで止める簡単な

ものでした。


エンジンの回るスピードが遅くなったので、どんなエンジンを

積んでいるのだろうかと時々エンジンの方をチラチラとみていると

小づくりのボートマンは特に何も説明なしに、積んであるパドルを

アウトリガーの根本に引っ掛けて船をコントロールしていました。


船の造りが結構直進性があるので、パドルでも曲がる時にときどき

海の中に突っ込めば曲がってくれるのだろう程度に考えていました。


ビーチまではあと1キロ程度だったので特に心配はしていませんでした。


最終の岬を曲がり、ビーチまであと200メートル程のところで

乗っていたボートは沖に停泊している誰も乗っていないボートに

近づき、身軽なボートマンは竹製のアウトりリガーを伝わってその

船にもやいを繋ぎました。


ここでも誰か友達に船の中から忘れ物を取って来てくれるよう

頼まれ、一時船を舫ったのかもしれないと思いました。


フィリピンのトライクやタクシーでもお客を乗せたままガソリンスタンドで

ガソリンを給油したり、お腹が空いたとベーカリーでパンデサルを

買ったりする事もよくある事なので、岸までもう少しなのにとは

思いながら何も言わずボートマンが帰ってくるのを待ちました。


待っている間、日焼けをし過ぎると後で痛いので、脱いでいた

シャツを着ました。


ボートマンは乗り移った船のティラーをレンチで外したりしていましたが

近くの手漕ぎの小さなボートに乗っている仲間に何やら声をかけていました。


その内に3人が乗った手漕ぎのボートが我々のボートに近づき、

一人が乗り移ってきました。


その男が若いボートマンに何かを言うと、即座に身軽なボートマンは

水の中に飛び込みました。飛沫が少し私にかかりました。


あまり時間がたたず船の中に戻ってきたボートマンは手になんと

船から外した金属製のラダーを持っていました。


ここでやっと事態が把握できました。


船のラダー又はティラーが壊れていたのです。


船のスピードを落としてから若いボートマンはスロットルの

調整を何回も変えて、状況を改善しようとしていたのは

間違いありません。


そういえば、エンジンのスピードを落としてからは顔が引きつって

いるようにも見え、リラックスしているようには見えませんでした。


岸まで200~300メートルであればエンジンをかけなくても風に

流されて行けば岸に漂着するので、それ程心配する事ではないのでは

ないかと思ったのですが、経験が十分でない若いボートマンはかなり

緊張していたようです。


最終エンジンをかけて岸に乗り付けたのですが、ボートのコントロールが

できずに岸に乗り上げると海岸近くで泳いでいる人を避け切れず負傷

させてしまうのではないかと心配をしていたようで、何とか

ラダーを操作できるようにしようとあらゆる事をしていたようです。


無事に岸に着き、チップを上げようと思ってはいたのですが、若い

ボートマンはそれどころではなく、船のオーナーに何と説明しようかと

考えているのか、こちらの方を一切見なかったのであげる機会が

ありませんでした。


このボート乗り場は漁協になっているようなので、万が一、船に何か

トラブルがあっても助け合って救出するようになっていると思いますので

今回の事はたまたま起きたハプニングだと思います。



陸にあがっているボートのラダーはこのようになっています。


30分程の航海の予定が浜に着いた時には45分程度かかっていたようです。




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2018年11月4日日曜日

アナワンギンのホワイトサンドは白かった ビーチ裏にはキャンプ場が賑わっていました

(From Angeles City, Pampanga to Anawangin cove)

アナワンギンのホワイトサンドは白かったのですが、白さが満足できる

ものかどうかは読者の皆様のご判断にお任せしたいと思います。



人があまり入らない所に白さが一際目立つ場所がありました。



砂は濡れると色が茶色に見え、乾燥すると白さが際立つという印象です。


ビーチは大きすぎ、小さすぎず、清掃をする係の人がゴミ拾いを

していましたので、ポイ捨てが日常のフィリピンでゴミについては

非常に管理されていると感じました。



ビーチの裏にはキャンプ場が設けられていて、休暇シーズンという

事もあってかグループや若い人も多く見られました。



入場料は一人70ペソ、場内では手酌で井戸水を浴びられるので

海水浴の後で、海水を洗い流す事もできます。



場内には水のきれいな沼(LAKE)のような感じの小湖があり、キャンプ場

の雰囲気を盛り上げています。



フィリピン式トイレや炊事場、テーブル等もあるので、自炊が

面倒ではないグループには最適という感じです。


入口に小さいながらサリサリストアもありました。



約2時間程時間を過ごし、迎えのボートを待ちます。

約束の時間よりも少し遅れ気味にボートがやってきました。


エンジンも快調でプンダキットに30分程で戻れると思ったのですが・・・、

途中で事態が変わりました・・・、


・・・つづく、



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2018年11月3日土曜日

予定通りに行かなかったアナワンギン行きのチャーター予約したボート

(From Angeles City, Pampanga to Anawangin cove)

宿泊したアナワンギンの宿には大勢のグループ客が宿泊していて

車等で持ち込んだ食材を中庭にある宿泊者用の炊事場で忙しく

調理をしていました。

テーブルもあって仲間で食事をするようでした。


私の場合は何も準備していないので、宿のマネージャーに聞いた

この町でいいと言われている二つのレストランの内の宿の入り口

から直ぐのインターナショナルレストランで食事をしました。


メニューの一部です。

まだ時刻が早かったので軽めのパンプキンのスープを注文しました。


宿に戻り、インターネットアクセスをする為、パスワードを聞いたの

ですが、部屋の中からアクセスを試みたもののアクセスができず

この日は諦めました。


グループ客が外で夜遅くまで騒いでいましたが、11時頃には

就寝したようです。



翌朝6時過ぎの宿の前の海です。


少し朝もやがかかっていました。


宿にはインスタントコーヒーしかないので、外でどこか

レギュラーコーヒーが飲めるところがないか探しに出かけました。


昨晩食べたレストランは時間が早いのでまだオープンしてなく

他のところも飲めるようなところはありませんでした。


メインストリートの行き止まりにあるグロセリーストアです。

宿にはタオルとロールペーパーだけしか部屋にないので前日、

石鹸と飲料水を買いました。




店内には商品が雑然と並べられていますが、お客さんは

ひっきりなしに来店します。


その反対側には大勢の人が並んで何かを待っていました。

時刻は午前7時過ぎの早い時間です。


看板にはここから各ビーチに行く料金表が掲示されていました。

アナワンギンに行くには一人200ペソ、チャーターで1,200ペソ

となっていました(往復料金だと思います)


前日、川の河口で泳ぐ人達がいました。


帰りがけに見たオーシャンパックですが、カメラと財布を

波しぶきがかからないように購入しました。

小さいサイズで中国製ですが、150ペソでした。


なるべく軽装で、飲料水やジュースとオーシャンパックを持って

海岸でボート予約したボートマンを待ったのですが、頼んだホテル

スタッフがやって来て、今日は波が高くて海岸から船を出せない、

明日はどうかといいました。


明日?


明日にはアンヘレスに戻ってしまいます。

海を見ると早朝の時よりも波が高くなってきていました。

咄嗟に朝散歩した時のボート乗り場の事が頭をよぎり、スタッフには

気にしないように丁重に断り、海岸をボート乗り場の方に

歩き始めました。


湾の中心部の波は高くなっているのですが、湾の端の方には

地形のせいか一部波があまりたっていないところにボート乗り場

が設けられていました。


ボート乗り場の受付で通常の船便はもう既に早朝の時刻に

出発してしまっているのが分かっていたので、チャーター便で

アナワンギンに行きたいというと、その場で待機していた数人の

内、若い人が手を上げて海岸の船着き場に連れて行きました。


仲間数人でボートを砂浜から押し出し、無事出航する事が

できました。


ボートは順調にエンジン音をたてながら、黒く切り立った絶壁を

左手に見ながら進み、アナワンギンの浜には約30分で着く事が

できました。





・・・つづく、



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2018年11月2日金曜日

サンバレス、プンダキットの旅 SMクラークからプンダキットへ

(From Angeles City, Pampanga to Pundaquit)

諸聖人の日、街が静まり返る11月1日、SMクラークからプンダキットに

行くため、ヴィクトリーライナーのP2Pバスに乗りました。



この日、SMクラークの営業は正午からで、オープンを待ちかねる人達が

入口で大勢待っていました。



この日に帰省や旅をする人も大勢いるのか、バス乗り場の待合には

大勢の人が待っているようでしたが、SMがオープンするとバスの方では

なくSMの方に人が消えていったのはちゃっかりとここでSMの営業開始を

待っていたのかもしれません…笑



クラーク空港発12時のバスですが、SMクラーク発は30分遅れて12時半の

出発となります。175ペソです。



バスが出発すると一旦ダウのバスターミナルに向かい、数分停車後、

SCTEx経由でスービックに向かいます。



途中右手にクラーク空港が見えます。クラーク空港から乗車する人は

約50分をかけてまたクラーク空港近くまで戻った事になる訳です。


右手に急峻なはげ山が見えます。


スービック、ハーバーポイントを経由してオロンガポのビクトリー

ライナーのターミナルにはSMクラークから1時間10分で着きました。


バスを乗り換えてサンタクルス、イバ行きを探して乗り込むのですが

待合の列が結構長く、このバスには乗れず、この次のバスに乗りました。


このルートのバスに乗るのは8年前にパンガシナンからサンバレス経由で

スービックに戻った時以来の事です。


20分後バスの出発準備が整いました。




途中、寝てしまったのですがバスはサンマルセリーノを通り左折し、

大きな墓地の前を通ってサンアントニオのダウンダウンに着きました。

58ペソでした。



ここからトライクでパンダキットに行きますが、一人30ペソでしたが

途中、鉄板を敷いた橋を渡り、プンダキットに入る手前のチェックポイントで

環境税一人20ペソを徴収されました。




約15分程で目的の宿に着きました。


インターネットで予約した部屋はただ寝るだけという感じでシーサイド部屋

ではなく、海側に部屋が空いているという事で少し広めの部屋に追加料金を

払って移動しました。


既に午後4時を回っていたので、海辺の写真はあまりいい写真が撮れません

でした。




案内してくれたスタッフにアナワンギンに歩いて行けるか訊いたものの

5時間かかると言われ、ボートで往復1,000ペソだという事なので

予約を入れておきました。



この山を越えてからもう一つの山を越えたところに目的地があります。


・・・つづく、



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2018年11月1日木曜日

アンヘレスから一番近いホワイトサンドビーチ アナワンギンコーブへの旅

(From Angeles City, Pampanga to Anawangin cove)

台風26号(ROSALITA)も過ぎ去り、天候も安定したので、以前より

計画していたサンバレス、アナワンギンへの旅を実行する事に

しました。


アナワンギンは地図で見る限りスービック湾の西、半島の反対側に

位置していて外海に面しているので海がきれいな事が想像できます。



(グーグルアースより)

写真で見ても海岸のビーチにはホワイトサンドのビーチが見られる

事が伺えます。


この場所に行くにはサンバレス、サンアントニオからプンダキットの

町に行きボート等で行くようです(初めての旅です)



本当にホワイトサンドのビーチなのかどうか実際に体験して

確認してみたいと思ったのです。


取り合えずインターネットで宿を予約しておいたのですが、

現地でインターネット接続ができるのかどうか分かりませんので

ブログ更新が無かった場合はインターネットの設備が使えない

ものとご了承いただきたいと思います。


SMクラークから出発するヴィクトリーライナーのP2Pバスで

オロンガポ行きに乗り、バスを乗り換えてサンアントニオまで

行きます。


台風が去った後、天候の崩れはないものと思いますので楽しい

旅になりそうです。




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