2021年1月11日月曜日

フィリピンの地方政府で進める新型コロナワクチンの調達

 

フィリピン政府はワクチンの調達資金については手当している

ものの、ファイザーワクチンの調達について手続きが滞った

為に本来であれば一千万回分のワクチンが今月入荷する事が

可能であったにも拘わらず入荷が先延ばしになってしまった事が

メディアで問題視されていました。


先日、大統領が3者間契約でワクチンを調達する事を許可した

ことで、各地方政府が政府調達とは別に製薬会社との調達契約を

進めています。


カローカン市では英アストロゼネカと今回60万回分のワクチン

供給契約を締結しました。


ヴァレンズエラ市も英アストラゼネカと凡そ30万回分の契約を

進める事になったようです。ヴァレンズエラ市民には無償とする

という事ですがワクチンの入荷は7月という事です。


ビガン市もアストラゼネカと10万回分を進める模様です。


その他、民間での調達でアストラゼネカから6百万回分を

調達し、半数を政府に無償で提供する事も確定しました。


アストラゼネカワクチンは保管が通常の冷蔵庫の温度で

保存できるのでフィリピンでの使用には都合がいいのでは

ないかと思います。


インドからのワクチン、Covovaxについても3千万回分の供給

契約を締結しました。フィリピンにこの会社の事業パートナーが

あるとの事です。


中国のシノバックとは25百万回分の契約をしたとの事ですが、

デリバリーが2月と早いものの有効性が50%程度と言われていて

急場凌ぎの調達となるのではないかと思います。



2019年4月に行われました水着コンテスト撮影会より、


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2021年1月10日日曜日

新規感染者数が減ってきた韓国 ブラックナザレに40万人の人出

 

日本の新規感染者数は9日まだ7,700人を超えて死者数も

59人となっているのですが・・・、



昨日の韓国の新規感染者数のグラフでは明らかに

減り始めているのが分かります。このまま行けば

新規感染者数は減少してゆくような流れだと思います。


新規死者数の推移はまだ横ばいのようです。


昨日、日本の夜の人出は都市部で減り始めているようですが

これが新規感染者の減少につながるものかどうか、1週間程度

で傾向が出てくるものと思います。



ブラックナザレの行事でマニラ・キャポ教会に集まった40万人

ともいわれる人の集まり、今後の新規感染者数に影響がでなければ

いいのですが・・・、



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2021年1月9日土曜日

新型コロナによる死者数ブラジルで20万人、インドで15万人を超える フィリピン人の新型コロナ接種拒否率は5割近く

 

米国では感染者数22百万人、死者数37万人となっていますが、インド

では感染者数が2位の10百万人、死者数は15万人を超えました。


感染者数で3位のブラジルは8百万人に迫り、死者数は20万人を

超えました。


フィリピンでは感染者数48万人、死者数9,300人を超えていますが

最近の新規感染者数は日本に比べるとかなり落ち着いてきています。


新型コロナワクチンの接種が可能になった場合のフィリピン人の

接種したくないという比率は50%近くに上ります。


昨年9月にSWSが実施した調査では31%が接種したくないという

結果でした。


11月23日~12月2日にパルスアジアで行った調査では接種したい

という希望者は32%、したくないという比率は47%、決めていないが

21%という結果でした。


地域別の接種したくないという比率はビサヤ55%、ミンダナオ48%、

メトロマニラを除くルソン46%、メトロマニラ41%となっています。


フィリピンでは以前デング熱ワクチンDengvaxiaを子供に接種

していたのですが、2017年後半になり以前デング熱ウイルス

に暴露された経緯のある子供に重大な副反応がでる事が製造会社

から報告され使用禁止となり騒ぎとなった事があります。


若い人は新型コロナに感染しても軽、中等症であればワクチンに

依存しなくても自らの抗体で自然治癒できるので当時まだ有効性が

はっきりせず中国のワクチン等の信頼性が不明な条件下では

積極的に接種したいと考える人が少なかったのではないかと思い

ます。


デング熱ワクチンDengvaxiaの接種で14人の子供が死亡した事件の

報道により親が子供に予防接種をさせなくなる傾向があり、40%程

に落ちてきている実態もあります。


フィリピンの隔離政策により感染が漸減傾向になっている事も影響

しているかもしれません。



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2021年1月8日金曜日

感染爆発 新型コロナウイルスは若い人に感染しにくいという当初の考えは改めるべき

 

新型コロナウイルスは2週間毎に変異をしているというのは専門家

の見方だと思います。


最近の日本の感染者数の年齢別感染比率をみていると20代、30代の

感染者比率が春先のものとは大きく異なっているのは明白です。


新型コロナの感染対策の比較でよく4月の緊急事態宣言時の対策が

出てきますが、あれからウイルス自体がより感染力を増している

かもしれないし、その科学的なデータは周知されていない気がします。


イギリスからの変異ウイルスが上陸して感染を広げる危険だけではなく

今日本で感染が広がっているウイルスが変異してどの程度感染力を

増しているのかを認識せずに当面の対策を取って行くのは効果が薄く

長期化するのは避けられない恐れがあるのではないかと思えます。


若者の活発な行動や気候が寒くなっている事だけに原因を求めて行くのは

一寸無理なのではないかと思います。日本ではマスクの着用率が非常に

高いのだし、一時言われていたマスクの着用率が95%以上であれば

ロックダウンの必要はないというのはウイルスが変異していない前提

だと考えます。


この辺りの科学的な情報を組み合わせての国民への説明が求められて

いるような気がします。


現場の医師からは今までの治療薬が患者に効かなくなっているという

話も明らかな変異のエビデンスが無くても変異している事が想像できる

ところではないかと思えます。



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2021年1月7日木曜日

フィリピンでは2021年中に5~7千万人にワクチン接種計画 ファイザー/ビオンテックワクチンは1月14日緊急使用承認へ

 

世界各国での新型コロナ感染の急拡大でヨーロッパでは

ロックダウンが広がっています。


特にイギリスでは変異ウイルスによる感染拡大でロックダウン

の解除はワクチン接種がある程度進んだ時期に徐々に解除して

いく意向を表明しています。


フィリピンでも昨年12月23日にファイザーのワクチンの緊急使用

申請がFDAに出され、1月4日に説明の明確化を要望する文書が

送付されていました。


1月7日には返信がある予定となっています。


これに基づいてFDAと科学技術省の専門家が1月10日に承認の

推薦をした上で1月14日に緊急使用が承認されるという予定

になっています。


ただ、ワクチン供給の世界的な逼迫から接種開始は7月頃に

なるのではないかと観られています。


ワクチン供給元との協議はNovavax, AstraZeneca, Pfizer, 

Johnson & Johnson, Sinovac at Gamaleyaとの間で進められて

いて今月中には供給契約が締結できるものと観られ、最終的には

148百万回分のワクチンを確保する見込みです。


全体の20%程がCOVAXからの供給となるようです。



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2021年1月6日水曜日

韓国に見る新型コロナウイルス感染拡大への対策

 

第1波、第2波の感染拡大を押えた韓国では日本同様に

11月中旬から第3波が始まり大きく感染者数が増えて

います。




今まではワクチン無しで感染を何とか抑えていた韓国

ですが、1日の新規感染者数がここ4日程1,000人を超え、

死者数も累計で1,000人を超える勢いで感染が広がっています。


今回はアストラゼネカのワクチンを40日程度で緊急使用が

できるように承認を進めて行く方針を固めたようです。


それと同時に全国での4人以上の集まりを禁止とし、人と人

との感染を防ぐ対策を講じました。


韓国は昨年12月に二千万回分のワクチン供給契約を結んでいて

1月にも入荷する事になっているようです。


その他のメーカー、ファイザー、ジョンソン&ジョンソン、

モデルナ及び世界的なワクチン供給機構COVAXからの供給

で人口56百万人に対し合計1億8百万回分のワクチンを確保

し、速やかにワクチン接種を進める準備に入っているとの

事です。


アストラゼネカワクチンは英国、アルゼンチン、エルサルバドル、

インドで承認済みとなっています。


集会の禁止は教会、レストラン、カフェ、スキーリゾート、

その他の場所を含むとされ1月17日迄となっています。


感染の60%は都市部の介護施設や刑務所からであるとしています。


日本では飲食店への時短要請や会食を控えるという対策が中心と

なっているので、今後の新規感染者の数字が両国でどのように

変化してゆくのか見守って行こうと思います。



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2021年1月5日火曜日

緊急事態宣言の発出前に不気味な変異種比率の不明な実態

 

日本では今週にも緊急事態宣言が発出される予定ですが、

イギリス由来の変異種は日本には上陸していない事を前提

として事を進めているような気がしてなりません。


イギリスでは12月20日になって6割以上が新規感染者が変異種に

よるものであると発表されましたが、この時にこの変異種は

9月頃より広がり始めたと説明されました。


ニュースを見ていても日本では新規感染者数の中で

変異種の事は一切触れられる事がありません。


変異種であるかどうかの調査には全ゲノムの解析が必要と聞き

ましたが、おそらくこの調査は十分になされていないと考えた

方がいいのではないかと思っています。


後になって「実は・・・」以前より変異種の感染の広がりが

見られていたという事が後々発表されるような気がしてなりません。


世界で感染が広がり始めた時に、米国だけが感染者数の数字が

無く、その後爆発的に感染が広がり始めた事を思い起こせばこの

新型コロナ感染の特徴でもあると思えるのです。


この米国での感染者数が発表されていなかった時、インフルエンザ

で死亡する人が例年よりもかなりの数報告されているという事実だけが

発表されていたと思います。



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