昨年比40%増というデング熱の感染対策で、
ケソン市のバランガイ、オールドバララでは屋根の
重しとして使っている古タイヤをブロックに交換して
タイヤの中に溜まる水によって蚊が繁殖するのを
防ごうとしています。
多い家では一軒で古タイヤを30個も使っている
家屋もあったという事です。
このバランガイではデング熱感染者最多の45人
という事で、サリサリストアで販売するボトル入り
清涼飲料水の空ボトルの管理についても水が
溜まらないよう注意を払っています。
昨日はドルが150円前半までやや円高となり
3月分の生活費を両替に行きました。
38.00以上で両替ができるのではと期待して
いたのですが、やや足りず37.90の表示でした。
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ドル/ペソが58を切ってきているので、ドルに対して
ペソがやや強いことも影響したのかもしれません。
やや円高になった影響で日本の株価は軒並み
下落、不安定な状況になってきていますが、米国
のトランプ大統領の4月から輸入車に25%の関税
発言もあり為替のいい時に両替する事がしばらく
続きそうです。
民間の世論調査、コンサルティング会社が1月25-31日
行った調査ではマルコス支持36%、ドゥテルテ支持18%と
いう結果だったと報道されました（GMAニュース）
26%がどちらも支持しないと答え、12%が分からない、
8%が野党支持という結果でした。
2024年8月の調査に比較してマルコス大統領の支持率
は2ポイント下がり、ドゥテルテ陣営の支持率は3ポイント
上昇という事でドゥテルテ陣営が盛り返しているという見方
ができます。
昨日の朝カロオカン、バランガイ35にある学校の外で
待ち構えていた男が二人の子供を誘拐しようとして
取り押さえられました（GMAニュース）
子供の両親は学校がバランガイホールの直ぐ隣りに
あるのに事件が起こった事に驚いているという事です。
警備が子供が引きずられているのを見て問いただし
容疑者は自分の子供を迎えに来たと言っていましたが
子供が抱きついてきて助けを求めた事により取り押さえた
ものです。
容疑者はマニラからきて最近妻と子供に去られて
不安定な精神状態だったと初期捜査で分かったと
いう事ですが、昨年の12月ドラッグの使用で拘留され
ここ何日か何も食べていなかったという事です。
ケソン市で始まったデング熱の感染報告は９つの州に
広がりを見せ注意を促しています（DOH）
（写真はABS-CBN、8ヶ月の小児患者）
感染はマニラ首都圏、カラバルゾン、セントラルルソンに
広がりを見せていますが、どの州が注意を促す発表を
するかは届出疾病法により報告の強制力が発生するので
それぞれの州が報告するべきであるとして発表はそれぞれの
自治体に任されました。
2月1日時点での感染者数は28,234例で通常年に
比較して4割多いという数字になっています。
デング熱は通常雨季の始まる6-7月に症例が増加しますが
今年は2月の時点で増加しているのは温暖化の影響が
あるのではないかと観られています。
以下AIによる症状解説
デング熱の潜伏期間は、2～14日（多くは3～7日）です。
デングウイルスに感染した蚊に刺されてから発症します。
【デング熱の症状】
突然の高熱
激しい頭痛
関節痛、筋肉痛
眼窩痛、顔面紅潮、結膜充血
発熱は2～7日間持続する（二峰性であることが多い）
発症後3～4日後から胸部・体幹から発疹が出現し、
全身に広がります
昨日、日曜日の朝中国の海警局船舶3隻が
パラワン、エルニド沖35海里を航行したと報道
されました（GMAニュース）
海上安全保障の専門家レイモンドパウエル氏
によれば常設仲裁裁判所で無効と判断された
9ダッシュ線の境界まで3隻が南下してきました。
以前は1～2隻がこの海域を航行したのですが
今回は3隻という事は中国のこの海域を中国の
海域であることを強く発信する目的があると
判断されるとしています。
ケソン市で今年に入りデング熱の感染者が急速に
増え感染者1700人の内10人が死亡したと報道
されました(ABS-CBN)
（写真はデング熱を媒介する蚊、ファイル）
2019年に多く発生した感染数は1,034件で
今回は今年に入り僅か6週間で上記の
数に達しています。
感染者の半数が1才から10才の小児であると
しています。
市では今後2週間土日もバランガイの健康センター
を開け、発熱した人が速やかに感染チェックを
受けられるように対応するとしています。
生徒は登校時に長袖シャツ、ジョギングパンツが
許され、登校前に蚊除けを塗布する事を薦めて
います。
昨夜午後11時前に突然雷鳴が響き暫く続き
その後雨も降り始めました。
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（昨夜現地時刻午後10時の雲の様子です）
雷雲がパンガシナン、パンパンガを覆った事が
分かりました。