2021年5月3日月曜日

変異ウイルスの細胞への結合力5倍、ウイルス量3倍 消えた3密の言葉

 

感染力の強いN501Yという変異ウイルスの実態は従来感染力が

従来の1.7倍とか言われていましたが、ウイルスのスパイクの

細胞への結合力が従来の5倍、ウイルス量も3倍という事が分かって

きたようです。


大阪では重傷者用病床が既に受け入れベッド数を上回り、溢れて

いて、病院に収容できない感染者が自宅療養を余儀なくされている

という事態になっています。


東京でもこの変異をしたウイルスは感染者の6割に達している事を

考えればこのまま感染者の増加が続けば同様な事が起こると考え

られます。


感染しても病院に入院できないという事を意味します。


ウイルス量が従来株よりも3倍という事は感染対策で昨年言われた

3密という対策では既に予防できないという事で、屋内、屋外に

拘わらず単に密の状態で感染をしてしまうという事になるのだと

思います。


ウイルスは変異というレベルではなく進化したという表現が

妥当なのだと思えます。


フィリピンのメトロマニラの実行再生産数は0.85に下がってきて

いてこのまま感染が下降傾向を維持できれば2週間後には新規

感染者数が3千人を下回るものと考えられています。

(昨日の新規感染者数は8,346人)


日本ではこの実行再生産数が1.05なのでまだ拡大傾向という状況

が続いています。



ミス・ユニバース2020シンガポール代表は11才までフィリピンで

育った事を明らかにしました。その間、1-2年香港に住んでいたと

いう事です。


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