2021年5月29日土曜日

イギリスに見るインド型変異ウイルスの広がりと感染再拡大

 

EUの中でもいち早くワクチン接種を進め年初には一日の

新規感染者数が6万人を超えた事もあるイギリスで4月4日

以降最近の感染者数は2千人台となっていましたが、

イギリス株がインド株に急速に置き換わる現象が観られ

始めていました。


感染力が更に強いインド株の広がりの影響が注視されて

いましたが再び新規感染者数が上昇する兆しが見え始めて

います。


26日には新規感染者数が再び3千人を上回り3,180人、27日の

新規感染者数は3,542人、28日新規感染者数は4千人を超え

4,182人となっています。


最近イギリスでは数千人規模の音楽フェスの実験をしたり

マスク着用などの行動制限を緩めていたりするので、その影響

もあるとは思いますが、インド株の広がりが影響していると

すれば将来日本の感染の広がりの動向が予見できる一つの

要素になってくるものと思えます。


イギリスでは当初ファイザー社製、その後アストラゼネカワクチン

も使い始めて感染をかなり抑えてきていますが、インド株に対して

はアストラゼネカワクチンはファイザーに比較し有効性が幾分

劣るという事も影響があるのかもしれません。


フィリピンでも昨日の新規感染者数が再び8千人を超え、8,748人

となっています。死者数は累計で2万人を超えました。


重傷者用ベッドの使用率は59%となっています。


フィリピンの大使は米国の余剰分のモデルナやアストラゼネカ

ワクチンを回してもらうべく交渉をし6月には到着する見込みと

なっています。


米国の余剰分ワクチンは8000万回分と言われています。


マレーシアでも新規感染者数が8千人を超え、6月1日からロックダウン

に入ると報道されています。変異ウイルスの広がりやラマダン休暇での

集まりが影響したのではないかと観られています。




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