2016年3月17日木曜日

母が残した記念コインを売りに行く


マニラに出発する前に母の相続遺産リストを作る為

40枚程あった記念コインを売却することにしました。


そのまま遺品として残しておいてもいいのですが、

鑑定をして価値を確定する必要があり、残してくれた

コインの様子からしてそれ程希少とは思えないので

家族合意の上、売ることにしました。


誰もコインの収集には特に興味が無かったからです。


さて何処で売ろうかと考えたのですが、30年程前に

営業でよく行っていた神保町界隈で見たコイン商を

思い出して行ってみることにしました。


もう15年も日本を離れているので、他に思いつきません

でした。




コインは1万円が一つと5千円の物が一つ入っていて、

あとは500円、100円等がありました。




一つ、変わった物で寛永通寶と書かれたかなり錆びた

コインもあり、本物だろうかと思わせるものがありました。




長男を連れて行ったのですが、以前あったと思われる

コイン商は他の業種の店に変わっていました。




折角あまり来ない神保町なので、あまり遠くない事務所で

働いている長女と合流し、有名なカレー店で食事を

しました。




突き出しのように出てきたジャガイモです。


カレーが出来るまでこれで空腹を押さえられると

いう事なのだと思います。

ホクホクしていて美味しかったです。




注文したエビカレーですが、辛さが中辛、3倍、12倍から

選べたのですが、初めてなのであまり辛くて食べられないと

いけないので差し障りのない中辛を注文しました。


コクがあり美味しかったのですが、何回も来ると段々と

辛さ3倍を注文するようになるのではないかと感じました。


値段は入れてある具によって違いますが、1000円前後です。


左の飲み物はマンゴーヨーグルトですが、商品名は

あまり馴染みがないので覚えていません。


量が沢山あり、全部食べられないので、一緒に行った

長男にたいらげてもらいました。


学生街で有名なカレー店は若い人の食欲を満たす

通常でも大盛りなのは納得でした。


インターネットで調べると秋葉原にコイン商があると

いう事なので次回試してみたいと思います。








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2016年3月16日水曜日

フィリピンに一旦戻る準備

日本に一時帰国してから毎日があっと言う間に過ぎ、

2週間が経ち、やっと落ち着きを取り戻しました。


母の葬儀後、長男の私、姉、母と養子縁組をしている

私の長男との3人で今後、家業を如何に引き継いで

行くかの話合いをしました。


母は遺言書を残してくれていたので、話合いもスムーズに

行き、ほぼ母の遺言どおり、引継ぎをすることになりました。


遺産の多くを母と同居していた孫である、私の長男が

引き継くという事も話合いをスムーズにした要因かもしれません。


名義変更をするにあたり、ローン等を組んでいる銀行に

提出しなければならない母の除籍謄本を取得するには

ある程度の時間が必要とのことで、一旦フィリピンに

戻る事にしました。


相続税を納めるためには、戸籍法が改正された以前の

原戸籍を田舎の役所に請求する必要があり、郵送で

姉が役所に依頼し、5通取るのに必要な費用18,000円の内

1万円を私が負担(?)しました。


これを取得するのにも約2週間必要との事で、それまで

の遺産整理は姉と長男に任せる事にしました。






今回マニラに戻る便は成田からマニラに就航した

ジェットスターを選びましたが、飛行時刻が夜で、

マニラ到着は深夜となるようです。


航空運賃は曜日やチケットを買うタイミングで大きく変動する

ことに気がつきました。


私が買った時にはセブ航空のプロモ運賃とほぼ同じ程度の

金額でした。


その後、もっと安くなった日もありました。








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2016年3月15日火曜日

亡き母の負の遺産 確定申告3期分 綱渡りの資金繰り


母が2月に申告した確定申告の第3期分の納税期限が

今日となりました。


昨年の母の不動産所得等の金額がかなりあり、

第1期、2期分の予定納税は銀行の預金口座から

自動引き落としされていたのですが、母の死後、

母名義の銀行口座は全て凍結されました。


従って、第3期分の納税は相続人が払うという事に

なる訳です。


葬儀費用を内金としてかなり葬儀社に支払いをして

いたので、相続人各人の銀行口座には個人事業を

継続する為の最低の預金しか残っていません。


母の死亡保険金は早めに申請してあったのですが、喪主に

支払われるのには手続きに約1週間程度かかるといわれて

いました。


母が急逝した時期が納税の真っ最中だったので、特例で

少しは納税を待ってくれるのかと期待していたのですが、

確認したところ、そのような特例はないのだそうで、結局は

相続人が何とか工面して支払うという事になる訳です。


母は毎年かなり高額の納税をしていたので、第3期分は

百万円をはるかに越える金額でした。


不動産管理会社から賃貸物件の家賃預り金を少し早めに

振り込んでもらっても、昨日までには間に合っていませんでした。


昨日夕方になりやっと保険金の振込みが確認できたと

喪主の長男から連絡されました。


やれやれ、現金で支払わなくてはいけない納税資金の

綱渡りでした。


今日は各相続人から少しずつ借りたお金の清算が

やっと出来るようになり、ホッとしました。







家族て食べたイクスピアリのビュッフェ、




日本にいる時に家族と一緒に食べる食事は家族主導で

レストランを決める事が多いです。







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2016年3月14日月曜日

斎場で白骨となった母


葬儀場をでた棺は霊柩車に乗せられ、ゆっくりと

斎場に向かいました。




喪主の長男が位牌、長女が遺影を持ちました。

霊柩車に同乗したのは姉と私、2人の母の孫達でした。




火葬場にはマイクロバスで約28名が詰めかけました。

今回は寺の住職も同行してくれ、列の先頭に立って

母を導いてくれました。




火葬炉の前で最後のお別れをした後、約1時間半程

待合室で食事をしながら火葬が終わるのを待ちました。




火葬が終わると案内があり、炉の中から白骨となった

母が出てきました。

大正生まれの母が出生してから骨になるまでの長い

年月が一瞬だったような錯覚を覚えました。


胸の辺りからは焼けたペースメーカーも骨の間に見つかり

ました。納棺をした釘も端の方に集められました。


火葬場まできた親戚、縁者で2人一組になり、長くて太い竹箸で

足の方から白骨を拾い、骨壷に収めました。


もう一度全員で葬儀場に戻って解散となり葬儀が無事

終わりました。

体から力が抜けた気がしました。


骨壷は自宅に戻り、後飾りの祭壇が組まれて

安置されました。









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2016年3月13日日曜日

告別式の花入れ 誕生日の葬儀


母の告別式は昼前に始まりました。


ストーブの前で発見された時、首から胸にかけて

火傷が酷く、帰国当日の夕方、検案の為警察の

霊安室に収められた遺体を見た時には火傷をした

辺りは赤く変色し、親戚も葬儀前に会いたいという

希望があったのですが、そのままではあまりに醜い

ので、告別式当日まで葬儀社の霊安室に収められて

いました。




親戚や親しい友人は棺の開かれた顔の小窓から

まじまじと最後のお別れを惜しんでいましたが、私は

あまり長くは見ていられませんでした。


この日は 奇しくも 母が生きていれば丁度93才の

誕生日にあたり、葬儀社からバースデーケーキが

準備されて棺の横に置かれました。




誕生日という事は分かっていても、他の事に取り紛れて

ケーキの準備までは頭が回らなかったので、葬儀社の

心配りには感謝です。



この日の4日前に、臨月の姉の長男のお嫁さんが、出産

予定日はまだ月の後半なのに、破水し病院に運びこまれた

と聞きました。


姉もこんな時に何故という気持ちだったようですが、忙しく

病院に駆けつけました。


赤ちゃんはそのまま無事出生し、告別式3日前の誕生日と

なりました。女の娘でした。


今回の母の急逝では、私がまだフィリピンに居て早朝

母の危篤を知り、インターネットで帰国便を手配している時に

短かい時間でしたが停電があり、何か虫の知らせがあった

ような気がしました。


後で死亡時刻を検証してみると、この停電の時刻と符号して

いたのには、背中が寒くなる思いでした。


告別式の前にも、家が好きだった母は遺体が見苦しかった

為、葬儀社の薦めもあり、葬儀社の霊安室に納められて

いたのですが、葬儀の前の準備やら家族で食事に行く時など

どういう訳か、一日に何度もその葬儀社の前を通る事が

多かったのは霊安室から母が呼んでいるのではないかと

家族で話をしました。




住職の読経の後、祭壇の花を摘み取り棺に花入れを

家族、会葬者で行いました。




花は棺から溢れ出るほどでした。

最後のお別れです。




棺の蓋が被せられ、出棺の準備が整いました。







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2016年3月12日土曜日

バスタブ付き遺族控室のある葬儀ホール


会葬の人達が帰ったあと、家族だけでの通夜が

始まりました。


この葬儀ホールは棺近くに置かれた香の火を

絶やさないよう控室から時々見にいける様に、

スライドドアで仕切られているのですが、その

控室には驚く事に西洋式のバスタブが付いて

いました。




交代で時々棺を観にいくにしても、螺旋の香は

夜11時頃新しい香に変えれば、朝まで持つと

言われてもやはり気になり、3時間毎に観に行った

のですが、朝4時前に目が覚めてしまい、寝られなく

なったので、バスタブにお湯を張り、暫らく体を温めると

緊張が解けて、体が楽になりました。


部屋は和室でちょっとした旅館の部屋のようになって

いたので、翌日の告別式にも過労にならずに済みました。


24年前に父が亡くなった時には、自宅で通夜をしたので

田舎の親戚が大勢周りに居て、体が休まることがなかった

ことを思うと、格段の進歩です。


朝にはおにぎりの朝食が準備され、告別式には体調が

極度に悪くなる事もなく、式を迎えられました。








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2016年3月11日金曜日

花の祭壇 通夜


母の葬儀を行うに当たり、どのような祭壇にするか

決める必要がありました。


これはかなり早めに打ち合わせがあり、帰国当日、

夕方からの葬儀社との細かな打ち合せ項目の中に

入っていました。


葬儀社のカタログの中から選んでいくのですが、

もう15年もフィリピンに住んでいるので、他の家の

葬儀が最近どのようにされているのか見当がつき

ませんでした。


親戚関係の葬儀には主に母と、私の長男が運転手として

出席していたので、どのような祭壇にするかは、姉の

意見と葬儀社の最近流行の形を聞いて決めました。


結局は花の祭壇になりました。




葬儀会場に飾る生前の写真も依頼されたので、孫達が

一緒に撮った写真が15枚程選定されました。




通夜には地元の自治会の組の方が受付をする事に

なっているので、事前にお願いしておきました。


約7名の受付係の方々に香典の集計と香典帳の

まとめをしてもらいました。


香典帳は以前の記憶では数冊のノート型のものに

記帳をしていたと思いますが、今回は一人に対して

一枚づつカード型のものに記帳してもらい、バインダーで

綴じるタイプのものでした。


通夜には親戚、仕事関係や地元の友達関係の人達で

150名近くの会葬がありました。


女性の通夜としてはかなり多かったのではないかと

思います。




清めの席でお酌などをして過ごした後、家族だけで

食べた料理ですが、姉等は和服を着ていたのであまり

お腹に入らなかったようです。








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