2021年3月3日水曜日

フィリピンで初の南アフリカ型変異ウイルス検出

 

フィリピンゲノムセンターと国立衛生研究所(NIH)は

350の検体からB.1.351というアフリカ型変異ウイルス

6例とイギリス型変異ウイルスB.1.1.7の30例及び2例の

突然変異株を検出したとDOHが発表しました。


6例のケースの内、3例は国内から、2例は海外からの

帰国者、1例の発生場所については現在検証中です。


国内の3例は全てパサイ地域で、61才の女性と39才の

男性は感染中で、1名(40才男性)は既に感染から回復

しているとの事です。


上記サンプルは1月27日から2月13日に集められたもの

であるという事です。


パサイ市では家庭内感染の広がりがみられるので先週ゲノム解析

の為に更にサンプルを集めたという事です。


二人の海外就労から帰国した人はUAEとカタールからの帰国で

二人の現在の感染状況は検証中との事です。


ファイザー社ではワクチンはイギリス型変異ウイルスと南ア型の

双方に有効であるものの南ア型については有効性がやや劣るという

見解を出しています。


南ア型については感染力が強いという証拠がみられるという

事です。


イギリス型の変異ウイルスが今回30例追加され累計で87例と

なりました。


この内20例は海外就労から帰国した人達で3例が国内感染、

7例はまだ調査中という事です。


20名の海外就労先は中近東、シンガポール、米国で、1月20日

から2月16日までに帰国したもので、13名は無症候感染者、7名

は既に回復しているという事です。


3人のイギリス型変異ウイルス感染者はコーディレラからで

一人は入院中、一人は回復していて、一人は亡くなったという

事です。


セントラルビサヤで発見された変異株はN501Y及びE484Kで

今後どのように影響してくるのか心配です。


日本では変異ウイルスの国内での感染状況を国民に明らか

にしていないので、1都3県の緊急事態宣言解除の可否

の議論をしてもあまり意味が無いような気がしています。



2019年7月に行われました水着コンテスト撮影会より、


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