2020年4月18日土曜日

深夜に亘って食料を配布するアンヘレス市


一昨日の深夜午後11時前、隣の大家のドアを叩き大声で

呼んでいる夫人がいました。


バリバゴではつい最近一人の新型コロナウイルス感染者が

確認され、経過観察中の患者(PUI)が3人いるのでまた

感染者がでたのかと思い窓越しに見ていると、食料パックを

大量に積んだジープが横づけされ数人で近所の家に配布を

行っていました。



昼間は暑いとはいえ、夜中まで食料を配布しているのは

コロナ対策に真剣に取り組みをしている意気込みが感じられ

ます。


一家に一人だけ食料や薬を買う為にバランガイで発行する

通行証明書は本来の目的以外に使われているとして失効させ、

止むをえない理由で隣り町との検問所を通る場合は記録を

取らせる事に変更し交通量が減ったアンヘレス市ですが、

市のホームページでも連日33あるバランガイに食料を届ける

映像が公開されています。


当初から市長は食料は十分積み増したとして、コミュニティー

隔離に入りましたが、人々に家に居てもらう為には食料の

配布が重要との考えがあるものと思います。


受け取りは家の外に何処の家にもあるプラスチックの椅子を

玄関先に出しておくと食料パックをそこに置いてゆくように

なっています。


4月30日までに感染者が減ってこない場合は軍隊を出動させ

戒厳令並みの措置が更に2週間取られるという噂もあり、

怖ろしい状況になる事も想定されます。


日本では気分転換がてら家族で買い物に出かける人が居ますが

新たな感染が止まっていない事を考えれば人数を制限した方が

いいのではないかと思えます。



にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑ここをクリックしていただけるとランキングが上がります。
にほんブログ村        いつもクリックしていただきありがとうございます。
にほんブログ村 団塊世代 夢と希望

0 件のコメント:

コメントを投稿