2018年6月15日金曜日

ピナトゥボ山の大噴火から27年 世紀の大噴火の記憶


アンヘレス市はピナトゥボ山の大噴火から27年を迎えます。

パンパンガの学校はピナトゥボデーとイド・アル・フィトル

ラマダンの終了日として休日です。


1991年3月15日火山北西にある村の住民が断続的な地震を

感じ始め、2週間で地震は強さを増して行き、何らかの異変が

起きていると感じ始めたという事が噴火の予兆だったようです。


4月2日火山は山頂直下に亀裂を生じ、400年以上の沈黙を

破り水蒸気爆発を起こし、4月7日10km地域に対して公式な

避難命令が下された。


6月10日 クラーク空軍基地に避難命令。


6月12-14日 噴火は激しさを増し、4回の大きな噴火が観測された。

6月15日 噴火が続く中、13時42分に始まった大きな地震は

    クラーク空軍基地の地震計を全て振り切ったとされます。



20世紀最大級の大噴火は3時間程続き、丁度火山の北75km近辺を

通過した台風ディディング(5号)の雨により目視観察は不可能

だったとされますが、火山灰が高度40キロまで噴き上げられた

という事です。


台風の豪雨により火山灰が水を含み、雪のように降り積もり

大噴火前には全ての住民が避難したにもかかわらず、重くなった

火山灰により住居の屋根が崩壊し、300名以上が亡くなったと

されています。


その後、火山活動は終息に向かい眠り続けています。



(15日現地時刻午前2時の雲の様子です)

今日は熱帯低気圧(エスター)が台湾に発生していて、

その影響で早朝から雷鳴と共に雨が激しく降っています。

大噴火当時もこのような気象だったのかと感慨深いものがあります。

追記:16日現在エスターは台風6号となり日本に向かっています。




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