2019年6月27日木曜日

自分の家なのにオーナーが来て支払いしなければ2週間以内に立ち退けと言われた訳の分からない話


フィリピーナから聞いた話で訳の分からない事が時々あります。


地方から出てきて姉妹で働いていた事のある娘から、先日オーナーが

突然やってきて2週間以内に支払いをしなければ立ち退きを要求された

そうです。


以前聞いていた話では田舎の家は自分の家族のもので、働きながら

内装の壁を新しくしたり、タイルを張り替えたりと住みながら

コツコツとグレードアップをしていたようです。


自分の家なのに何故オーナーがやってきて立ち退きを求めるのか

咄嗟には理解できませんでした。


もう一度「家は借りているの」と訊いたところ、家は家族のものだと

いうのですが、そのオーナーとは何なんだろうとよくよく考えると

土地の地主なのだろうという事に気がつきました。


支払いの金額はかなりのもので、即座に支払いができるとは思えない程

のものです。


住み始めた最初の頃は家としての価値がそれ程無くてもだんだんと

家のグレードが上がってきてそこそこの価値になったところで

地代を払えと言ってきたのに違いないと思います。


最近姉妹の一人は外国人と結婚をし、他の人から見ると羽振りが

いいように見えた矢先です。


それまで、田舎ですからただ同然で借りていたものか、少しでも

地代を払っていても滞納していたのかは、これ以上話を聞けば

聞く程泥沼に巻き込まれそうなのでそれ以上は聞いていません。


別な娘でも家族が大勢居る父親が家族の為に比較的大きな家を

建て始め、完成はしていないもののかなりの部分は出来上がり

快適に住み始めている話もありますが、その土地は自治体の

もので、将来個人に登録を書き換える事ができるようになるのか

どうかは誰が自治体の長になるかどうかで決まるという話も

聞きました。


長男は船員になり、給料を全てその家につぎ込んでいるそうです。


家の土地は親戚の土地の一角を借りているという娘もいました。


フィリピンでは土地の権利関係がはっきりしていない場所に

家を建て始めて、家を少しずつ立派なものにしてゆくという

スタイルがよく見られますが、土地の権利がはっきりしていない

場所に大金をつぎ込んで立派にしてゆくという事は私の中では

理解できません。


突然、地代を払え、払わなければ2週間以内に立ち退けと言われる

事を考えれば、土地の権利関係がはっきりしているところでなければ

どんな立派な家を建てたとしても砂上の楼閣という事ではないかと

思えます。


過日行われました水着コンテスト撮影会より、




クラブ・アトランティスのマーアンさん、



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