2016年10月5日水曜日

マニラから成田へ マニラ空港ターミナル3のココバン


今回の一時帰国は遅々として進まない亡き母の預金通帳の

名義書き換えと長男の相続税納税の為の銀行ローン借り入れの

目処をつける為の短期帰国です。


銀行の担当者が忙しい事と、途中で担当者が人事異動で転勤

したために、以前より渡してあった大量の資料がなかなか社内で

対応が遅れていたためですが、相続税の支払い期限が12月と

既に3ヶ月を切ってしまったので、現取引銀行で対応が出来ない

という事であれば、他の銀行との話も同時に進めていかなければ

ならないという状況になってきていました。


ミス・ワールドフィリピン2016の決定をテレビで見た後、ダウから

クバオ行きのバスに乗ろうとしたのですが、エアコンバスが

停車していなくて、暫らくエアコンバスが到着するまで待ちました。



ソリッドノースのエアコンバスが到着し、乗り込んだのですが、

客席はかなり埋まっていて、席を確保した後、様子を見ていると

後から乗り込んできた人は席がなく、降車した人も居ました。


日曜日だったせいもあるかもしれませんが、あまり遅い時刻だと

タイミングが悪いと、バスに乗り込めない事もあるかもしれないと

思いました。


バスに乗る前にはタクシーの呼び込みの声が聞こえ、マニラまで

1,000ペソと言っていました。


バスでクバオまで139ペソで行けるのに、1,000ペソは払いません。

万が一、バスに空席がなかった場合には考えたかもしれません。


午前1時前には出発したバスはNLEXを順調に走り、クバオの

バスターミナルまでは約1時間10分程で着きました。


バスを下車し、ハイウェイで客待ちをしているタクシーにNAIA3と

告げ、運転手は頷いたので乗り込みました。


「いくら払う」と運転手は言ったので、メータープラス50ペソと言うと

快く頷いたので、何も心配はありませんでした。

最近は料金設定で揉める事があまり無くなったと思います。


走り始めてメーターが50ペソになる前に、メーターから

ピー、ピー と大きな音が出始めて、運転手はその音を

消すために3つあるボタンを焦ってバタバタと押し始めました。


やっと大きな音が収まると運転手は「ソーリー」と言い、

メーターをリセットしたので、メーターはまた初乗り運賃を

示しました。


おそらく、運転手は出発する時にメーターのリセットを忘れて

メーターがそれを感知して、ピー、ピーと音を立て始めたのでは

ないかと想像しました。


先程、メータープラス50ペソと言ったので、合意どおりであれば

本当にメーターに50ペソを払えばいいのですが、運転手にも

家族があり、稼いだお金を渡さなくてはいけないのだろうと

思いました。


マニラは途中大雨があったようで、エドサの途中、マカティ付近で

渋滞していました。


運転手はおそらく事故だろうと言いましたが、のろのろ運転を

しながら渋滞箇所まで行くと、案の定左側のレーンで車2台が

追突事故を起こしていて、その見物をしながら車が走るので

見物渋滞という事が分かりました。


その箇所を抜けるとまた順調にNAIA3まではスムーズに走り、

メーターは最初にリセットしたので、200ペソよりもかなり下回って

いましたが、何時も250ペソを払っているので、「250」と言って

渡してあげると、運転手は何となく感謝をしているように

「サンキュー」と言いました。


家族に渡すお金が運転手のミスで減額されなかったので

ホッとした事でしょう・・・笑


時計を見ると午前3時まで10分程あったので、ダウからNAIA3

まで、途中渋滞があったにもかかわらず、約1時間50分程で

着いたことになり、最近は安定して2時間未満で行ける事を

実感しました。



何時ものようにフードホールで食べた夜食のラーメン、225ペソ。



これだけでは一寸足りず、近くにあるパンを売っているレストランで

ココバンを二つ買って、一個は搭乗口で食べ、一個は日本で食べる

お土産になりました。一個15ペソで味はほんのり甘みがありますが、

美味しいパンです。


食べていると中身が一寸ボロボロと落ちたりするので、待合の

椅子の辺りがパンくずが落ちた状態になるのが、一寸遠慮されました。



朝出発する便は遅れがなく、順調に飛行し、成田にほぼ時刻通りに

到着できました。


座席は今回3席埋まっていましたが、前の列に誰も座っていなかったので

離陸後移動し、3席独り占めできたので、楽な空の旅となりました。






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