2016年8月5日金曜日

スマホが変えたバーの経営


最近のバーのダンサー達はスマホを片時も離さない娘が増えたような

気がします。


新人さんも初めのうちはあまり目立たなくても、他のダンサーに

感化されて、ある日突然スマホを持っている事があります。


持っていない娘は、時にはスマホをお客さんにねだる娘もいます。

フィリピンは高いし、日本では安いからと・・・、


手に入れたスマホでお客さんと頻繁に交信するようになれば、

お客さんと直接話が出来るわけで、店を飛ばしてしまうことに

なります。


ダンサーもバーに行かなくてもいい事になります。


このスマホ・携帯の番号が、達人になるといくつも持っていて、

返信の内容からすると、本人からではない場合もあると感じる

時もあります。


挨拶がわりに来るテキストは最初、「おはよう」とか「元気?」とか

の簡単なメッセージから始まり、返信すると誰からの返信の

メッセージか分かるまで先方で相当な時間を要する事もあります。


この交信を始める事を生業としている人があるのではないかと

思える程です(一部ゲイ等が担当)


お客さんにその気があるかどうか探りを入れる訳です。


交信を始めると、明らかに本人からではない事が分かる

内容が混じっている事もあります。


カラオケバー等ではこの方法は相当以前から取り入れられて

いると思いますが、実店で店に出てくるダンサーまでもこのような

システムに染まってくると、携帯に入ったメッセージに返信するのも

うんざりする事があります。


フィリピーナのダンサーはいろいろと理由をつけて店を休んで

しまう事が多くなり、店側の経営を圧迫します。


数年前まではママさんが自分の管轄するダンサーに目を光らせて

店を休むのはどのような理由からかという事までも分かったのでしょうが、

今ではママさんの力もかなり削ぎ落とされて、ダンサーも自由に

休みをとる事が比較的容易になってきているようです。



(写真は記事とは関係がありません)

店側としても、そのまま放置しておけば店の経営が成り立たなく

なるので、ダンサーが休んだ場合はペナルティーとして、500ペソとか

300ペソとかをダンサーに課しているのが実情ではないでしょうか。


このような店側の対策により、以前は週3日程度しか働かなかった

娘も毎日店に出ているという話を最近耳にしました。


スマホが社会を変えて行くのはバー街だけではないのでしょうが、

今後、フェースブックやその他のソーシャルネットワークの世界

だけではなく、実態のある実物のバーが残って行くことを願って

いるのは、写真だけでは買い物をしない世代の切なる願いです。



(過日の水着コンテストより)






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