2018年8月10日金曜日

サマータイム導入によるフィリピン在住者への影響


日本では今サマータイムの導入が検討されていますが

これがフィリピンで生活している日本人にどのように

影響するのか考えてみました。


フィリピン時刻は日本とは1時間フィリピンの方が遅いので

朝の日本の情報番組を見る時には1時間早くスタートしないと

見られません。


朝6時の情報番組を見る為には朝5時から起きなければ見られない

事になります。


これが日本でサマータイムが実施された場合はさらに早起きを

強いられる訳です。


1時間早いサマータイムでは朝4時起き、2時間早いサマータイムでは

朝3時からのスタートとなる訳です。


日本との時差を現在でも毎日少なからず調整をして生活をして

いる訳です。


日本との繋がりを断ち切る事はできません。


夜は例えば日本の夜半に日付が変わる訳ですが、フィリピンでは

まだ11時、私のパソコンはフィリピン時刻に合わせているので

フィリピンの12時前にブログ更新をすると前日のブログ日付で

アップロードされます。


ですから、ブログ更新は午前1時過ぎにするようにしています。


これが1時間のサマータイムでは午前2時、2時間のサマータイムでは

午前3時となるので朝の情報番組を見始める時刻となり

寝る時間が無くなってしまう事になります。


このためにパソコンの時刻設定を修正してアップロードする

事は意図的な調整をする事でファイルに記録される時刻が

メチャメチャになって連続性が無くなってしまうので

考えていません。


フィリピンでは日本との時差は1時間ですが、タイに行った時

には時差は2時間でした。


1時間のサマータイムでは日本との時差が3時間となるので、

日本との関わりを持ちながら生活するには体力的にかなり

負担となります。


銀行のインターネットバンキングの締め切り時刻は銀行の

終業時刻午後3時ですが、フィリピンでは午後2時となります。

2時間のサマータイムでは午後1時になってしまいます。


サマータイムが終わる日には1日が23時間となり、午後23時から

夜半の24時迄に起こった事がパソコン上で消えてしまう事にも

なるのではないかとも危惧しています。


若い頃に中近東で日本の会社が石油プラント設備を建設する

プロジェクトで1年半派遣された事がありますが、砂漠の灼熱の

中の作業時間は朝6時から午後3時まででした。


日本の8時間労働と砂漠の暑さを凌ぐ折衷労働時刻ですが、

拘束時刻が長くなりすぎるので朝と夕方に仕事を分ける

事が出来ない仕方のない勤務時間だったと記憶しています。


オリンピックのマラソンのスタートを朝6時とするのはいい

考えだと思います。


時差のある世界で競技をしている選手にとってオリンピック

各競技種目全体の競技時刻を前倒しし、結果としてサマータイムの

効果を出す事も方法の一つの選択ではないかとも考えます。


グローバル化が進んでいる世界で、パソコンの時刻が支配する

社会は1916年頃初めて導入されたサマータイムの状況とは

大きく変わってきているものと考えています。


フィリピンも以前はサマータイムがありましたが、現在は

廃止しています。






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