2017年11月4日土曜日

祭りの跡 道路脇に座る白人さんから50ペソを懇願された


アンヘレスの10月のお祭りも一段落したものの、

街にはまだティグティガンの飾り物が残っています。



昨日、用事がありマッカーサー大通りのカジノ近くを

歩いていると、道端の階段に腰を下ろしていた白人の

男性に急に声をかけられました。


まさか、ここで誰かに声をかけられるとは予想も

していなかったので、そのまま歩く速度を落とさずに

歩き続けました。


聞こえてきたのはどこかで聞いたことのある、

・・・オンリー50ペソ、プリーズという言葉でした。


言葉は訛りのないしっかりした英語でした。


最初の言葉は急に言われたので聞こえていませんでしたが、

暫く歩いてから後ろを振り返ると、頭を横に振りながら

本当にどうしたものかと困っているような顔つきをしていました。


中年の白人さんはチェック柄の短パンを履いていて、

身なりは悪くありません。特に汚れも目立っては

いませんでした。


顔色も普通の一寸赤ら顔の健康そうな顔をしています。

手には何も持っていませんでした。


場所はカジノの近くなので、もしかしたらカジノで有り金

全部磨ってしまったものか、又は通りで子供のギャングに

ポケットのお金をすられてしまったのか、カバンごと引ったくり

に会ったものか、通りがかりの見ず知らずの人に懇願するのは

余程の事ではないかとも思いました。


このまま通り過ぎても気になるなと思いながら、

引き返して話を聞いても50ペソで終わる話では

なさそうだし、時間もかかる。


私の用事もそんなに遅らせる訳にも行かないので、

用事を終わらせて帰りがけにそれでもまだ、同じ場所に

座っているようであればじっくり話を聞いて、少しなら

助けてあげられるかもしれないと思いました。


用事を終わらせ、約30分後、その白人さんに声をかけられた

場所を通りかかると、その白人さんは既にその場に居なく

その代わり、数人の中年のフィリピンの女性が座って

いました。


事によると現地の人に助けられたのかもしれないと

思い、余り大変な事では無かった事を祈りましたが、

もし、自分が同じような境遇に陥ってしまったら、私は

どうしただろうかと考えさせられました。


道を行く見ず知らずの人に声をかけられるだろうか、

少額と云えども自分の不注意で起きた事を他人に

解決をしてもらう勇気があるだろうかと・・・、


ここに借家があって歩ける距離ならば、雨も降っていないので

歩いてでも帰れるし、ホテルに宿泊しているのであれば連絡さえ

つけば迎えの車を手配もしてくれるだろうとも思いました。


物乞いをする現地の子供達や老婆には慣れてしまっているので

声をかけられても直ぐに立ち止まる事は無くなっていたので

後から考えれば、体が何と現地慣れしてしまったものだな~と

考えさせられた出来事でした。



カジノ近くにオープン予定のフードマーケットが工事中です。



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